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大宮競輪「GIII 倉茂記念杯」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

1月5日から大宮競輪場で行われてきた
「GIII 倉茂記念杯」

8日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。


決勝ふりかえり~格の違い~

決勝 結果成績

1着 ②清水裕友(山口) [まくり]
2着 ①平原康多(埼玉) [差し]
3着 ③北津留翼(福岡)

残り2周バックストレッチで北津留翼選手が前をおさえに動くも、
太田龍希選手がしっかり突っ張って、埼玉5車ラインが先行勝負。

最終バックストレッチから清水裕友選手が
ワンチャンスをかけて自力まくり。
宿口陽一選手(埼玉)も番手まくりで応戦しましたが、
S級S班のスピードは段違い。

清水選手が一気にまくりきって、
S級復帰初戦のGIIIを優勝で飾りました。

平原康多選手は自力にきりかえて何とか2着を確保。
北津留翼選手が後方から追い込んで3着に入りました。


『一番いい所で仕掛けられたし、飲み込めるだろうと思った。』

 中団が取れたのでそこで様子を見ようと。地元の作戦がどうのこうのより、前が緩んだら仕掛ける感じで。結果一番いい所で仕掛けられたし、飲み込めるだろうと思った。初日に深谷さんを相手に仕掛けられたのが大きい。これが自信になって優勝につながったんだと思います。

netkeirin『【東日本発祥倉茂記念杯】優勝・清水裕友「結果一番いい所で仕掛けられた」
/決勝レース後コメント』より引用

初日特選では先行する深谷知広選手(静岡)に対して
単騎まくりを仕掛けていった清水裕友選手。

結果は捲りきれず、深谷選手の番手にいた
平原康多選手と競りあうかたちになりましたが、
KEIRINグランプリ直後のレースで“良い位置まで運べた”ことで、
日に日に状態があがっていったのでしょう。

決勝では5車ラインにも臆することなく、
しっかり仕掛け切ることができました。

S級S班の「格の違い」を地元勢に見せつけての優勝。
同地区の松浦悠士選手(広島)とともに、
グレードレース戦線の主役をしっかり担ってくれそうです。


今年も「完敗」の関東(埼玉)勢

2着 平原康多
 前を取れたらあの感じでした。(太田)龍希が言っていたような形だったし、ある程度は想定内のレースだった。(宿口)陽一も良いところで仕掛けてくれたけど、あれだけのスピード差で行かれちゃうとは。自分も含めて埼玉勢は脚力不足。もっと戦略とかを考えないとダメですね。自分自身もまだまだだと思う。清水が強かったし凄かった。

netkeirin『【東日本発祥倉茂記念杯】決勝2着の平原康多「自分も含めて埼玉勢は脚力不足」
/レース後コメント』より引用

地元埼玉勢は清水選手のスピード力の前に「完敗」
昨年の「倉茂記念杯」決勝でも関東ライン4車で結束しましたが、
郡司浩平選手(神奈川)の先行の前に敗れており、
2年連続で「完敗」というふがいない結果に。
平原選手の「倉茂記念杯 10度目のV」も夢に消えました。

平原選手が振り返ったように『脚力不足』がすべて。

関東勢がグレードレースで戦っていくためには
いかに「平原選手を盛り立てていくか」が重要なだけに、
日々の練習から見直しが必要なのかもしれませんね。


次回GIIIは「和歌山グランプリ」!

次回のGIIIレースは1月11日~14日
和歌山競輪場「和歌山グランプリ」が開催。
西日本地区での年始めのGIIIレースとしておなじみですね。

今年最初の“アレ”をつかむ選手は果たして誰になるでしょうか。

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