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2022 GI 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント My Pick Up~最終日決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

前橋競輪「GI 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」
昨日23日で開催が無事終了しました。
「決勝」をかるく振り返ってみたいと思います!

決勝ふりかえり~グランドスラム達成!~

決勝 結果成績

1着 ⑨新田祐大(福島) [差し]
2着 ③守澤太志(秋田) [捲り]
3着 ⑤松浦悠士(広島)

2015年「オールスター競輪」・「日本選手権競輪」初優勝から7年。
新田祐大選手がGI 6競走完全制覇の【グランドスラム】を達成!

競輪のGIレース全制覇の【グランドスラム】は史上4人目の快挙
井上茂徳さん・滝澤正光さん・神山雄一郎選手しか成しえていなかった
歴史的偉業を、デビュー17年めの新田選手がやってのけました。


『ゾワっとしたっていうか、鳥肌が立ちました』

守澤君のスピードがよかったので、差されてしまったかな、グランドスラムは簡単じゃないなと感じていたんですが、ゴールしてから1着だ1着だと言われてそうなのかと。(ゴール後は失格審議になり)去年のイメージを払拭できなくて、また結果出なかった、来年かという感じでした。

 (決定放送が出た時は)どちらかというと当事者というより第三者的な目線でしたね。観客的な感覚でゾワッとしたっていうか、鳥肌が立ちました。

netkeirin記事『【寛仁親王牌】優勝の新田祐大「ゾワッとして鳥肌が立った」』より引用

昨年の親王牌でも優勝のチャンスがありましたが、
落車の原因をつくったとして失格処分。
今年の決勝戦も小松崎大地選手(福島)の車体故障
最終4コーナーでの「内側追い抜き」に関して
審議の対象となりましたが、審判判定は【セーフ】

晴れて【グランドスラム】達成となりました。


夢を見た守澤太志 2着

守澤選手は自力に切りかえて、大外を捲るも2着まで。
3コーナーで稲川翔選手(大阪)が吉田拓矢選手(茨城)を
ブロックした“アオリ”を受けたのが悪影響でした。
最後の直線の伸びは鋭かったので、
不利がなければ…、という印象。

バックから捲ったときは夢をみましたが、
これもまた「競輪」、なのでしょう。

3着松浦選手も最終バックで新田選手を封じる
最高の立ち回りをみせましたが、
4コーナーで古性優作選手(大阪)が自転車を外に振ってきたのが…。

5着古性選手は結果的に先行勝負となりましたが、
新田選手がきたときに、“外帯線”を外したのが痛恨でした。
“外帯線”は「内側追い抜き」の失格基準となる線で、

この線の内側で走行する選手をインから抜いてはいけない

というルールが「内側追い抜き」となります。

いわゆる「ダーティー・クレバー」な走りが
古性選手にはできなかった。
いろんな意味で「賢く」ないとGIは勝てない舞台なのです。


グランドスラマーとしてグランプリへ

この優勝で新田選手は年末12月30日に平塚競輪場で行われる
「KEIRIN GP'22」の出場権と、
競輪界最高峰のクラス【S級S班】
2023年から1年在籍できる権利が与えられました。

新田選手は2021年以来2年ぶりのS級S班となります。

スピード感あふれる新田選手の走りに
今後も期待したいと思います。

新田選手おめでとうございました!

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