見出し画像

京王閣競輪「GIII ゴールドカップレース」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

京王閣競輪場で行われた「GIII ゴールドカップレース」
11月1日決勝が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり~「思いやり」と「親心」~

決勝 結果成績

1着 ⑦宿口陽一(埼玉) [差し]
2着 ②坂井洋(茨城) [捲り]
3着 ①平原康多(埼玉)

“テンプレ通り”に埼玉勢が前受けから突っ張り先行。
坂井選手もいい捲りをうちましたが、
平原選手が渾身のブロック

それによってできたインコースの“ガラ空き”を宿口選手がついて
GIIIは2回目、記念競輪は初優勝を飾りました。


『やるべきことができなかった』

GIIIは2回目、記念は初優勝なので、それはうれしいです。自分だけの力じゃなくて森田(優弥)君、平原(康多)さん、(中田)健太君のおかげ。ただ、佐々木(悠葵)君が平原さんの後ろを狙ってきて(併走になり)、余裕がなくなってしまった。自分の仕事、やるべきことができなかったし、レース後に平原さんからも指摘されました。

netkeirin記事『【ゴールドカップレース】宿口陽一「優勝はうれしい。でも…」』より引用

単騎だった佐々木悠葵選手(群馬)が
平原選手の背後=宿口選手の位置を狙いにきたことで、
『余裕がなくなってしまった』宿口選手。

平原選手が「仕事」をしたことで、
宿口選手に“おあつらえ向き”の展開がやってきました。
ただこれは平原選手の「親心」でしょう。

森田選手が「思いやり」のある突っ張り先行をみせ、
平原選手が別ラインの選手をとめる。
そのスキに宿口選手がインから突き抜ける。
埼玉勢にとって理想的なハッピーエンドとなりました。


“組織力”で敗れた坂井が意地で2着確保

2着の坂井選手は自力捲りのスピードがとてもよく
前を飲み込みそうな勢いでしたが、
平原選手にガッツリ止められてしまいました。

それでもスピードが落ちることなく2着を確保できたのは
吉田有希選手との茨城・栃木ラインによる「意地」
自身の状態の良さがあったからこそ。

ただ埼玉勢の“組織力”が強固すぎました。
このあたりは致し方ありませんね。


残り2か月 SSとして悔いのない走りを…

S級S班になってからの宿口選手は
厳しめにいって「顔ではない」成績が続いていました。

今回の決勝も“競輪”としては最悪のレース内容
宿口選手がやるべき仕事を平原選手がやっていた時点で、
ラインとして何も貢献できなかったことになります。

ただそれ以上にS班としての
【結果】があまりにも出ていなかったので、
見かねた平原選手が「仕事」を一手に引き受けて、
宿口選手に「結果だけ」をとらせるレースをさせました。

先輩の「親心」、後輩の「思いやり」に報いるためにも、
S級S班として 残り2か月しっかり悔いのない走りをして
来年 捲土重来への種としてほしいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?