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立川競輪「GIII 鳳凰賞典レース」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

4日から立川競輪場で行われてきた
「GIII 鳳凰賞典レース」

きょう7日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり~コレしかない作戦ズバリ~

決勝 結果成績

1着 ①新田祐大(福島) [まくり]
2着 ⑦北津留翼(福岡) [まくり]
3着 ④松井宏佑(神奈川)

南関東ラインが5車で並んだことで、
新田選手が選んだ策は【前で粘って南関ラインを破壊すること】
コレがズバリ決まりました。

番手の郡司浩平選手(神奈川)を競り落として
単騎でまくってきた北津留選手をしのぎきって
トーナメント4連勝=完全優勝で今年初のGIIIレースを制しました。

(アテにならない予想はハズレのスタート…orz)


『作戦はあの感じしかないなと』

記念の完全優勝はこれが初めて。南関5車なら作戦はあの感じしかないなと。後方になったら厳しいし、出遅れないように踏んでいた。

 (競りは)僕もキツかったけど、敵ながら郡司君もキツかったと思う。北津留は勝負が付いたら来ると思っていたので、勝負してそこから踏まないと行けないと思っていた。松井がペースだったのでキツかった。最後はゴールまでがむしゃらに踏んでいました。

netkeirin『【鳳凰賞典レース】新田祐大「最後はゴールまでがむしゃらに踏んでいました」
/ 1着〜3着決勝レース後コメント』より引用

スタートで誘導員の背後(前受け)の位置がとれたことで、
勝負の権利を手に入れた新田選手。

郡司選手に前をとられると作戦が大きく狂っていただけに、
最内枠①番車だったことも大きく味方しました。
南関東ラインが上昇するのにあわせて
自慢のダッシュ力で郡司選手との併走にもちこみ、
このレース最大のライバルを競り落としました

S班どうしのガチンコの競り合いは見ごたえ十分。
年はじめのGIII決勝を映えるモノにした
アツい戦いがそこにはありました。


ラインの厚みを活かせなかった南関東ライン

南関東勢は前をとれなかった時点でこうなることは想定していたはず。
松井選手が早めに仕掛けたものの、
新田選手のダッシュ力が一枚上手でした。

郡司選手のところで粘られてしまっては
南関東勢としては「どうすることもできない」
ペース先行になった松井選手が逃げ粘って3着に入ったものの、
ラインとしては【完敗】の内容になりました。

北津留選手も良いまくり脚でしたが、
早々に番手の争いが新田選手に傾いたことで
若干 北津留選手へ不利に働いたかも。
もう少しゴチャついていたら捲り押し切れたでしょう。


来年度からは「秋の風物詩」へ…

競輪界は官公庁同様4月が年度の切り替わりですが、
来年度からは9月に「鳳凰賞典レース」が行われます。
空いた年初のGIII開催は来年1月5日~8日にかけて
大宮「東日本発祥 倉茂記念杯」となります。

「年明けの風物詩」から「秋の風物詩」へ。
新しい時期に開催される「鳳凰賞典レース」は
どんな戦いが繰り広げられるでしょうか。
新たな戦いに期待したいですね。

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