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和歌山競輪「GIII 和歌山グランプリ」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

12日から和歌山競輪場で行われてきた
「GIII 和歌山グランプリ」

きょう15日は決勝戦が行われます。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり~有無を言わさぬ強さ~

決勝 結果成績

1着 ①脇本雄太(福井) [逃げ]
2着 ⑤古性優作(大阪) [マーク]
3着 ⑦守澤太志(秋田)

脇本雄太選手が新田祐大選手(福島)との壮絶なバトルを制して
古性選手や守澤選手の追撃をしのぎきって
今大会無傷の4連勝=完全優勝で和歌山グランプリを制覇!

ふつうの選手ならあれだけの踏みあいになると
途中で競り負けてしまう展開になりますし、
仮に踏み勝ったとしても脚の“貯金”がなくなって
後方の選手に差されてしまうのですが、脇本選手は違った。

踏み勝ってからのペダリング“踏みなおし”がすさまじかった。
ギアを持続させて後ろの選手にかわされることなく
逃げ切ってみせたのです。

【有無を言わさぬ強さ】がそこにはありました。

(アテにならない予想は大本線の◎→○→▲で的中!)


『怯まず前に踏めたのは良かった』

 (後ろ攻めになり)自分が行きたいタイミングより先に(単騎勢が)仕掛ければそれに乗って、そうじゃなければ自分から動かそうと思っていました。新田さんも全力で踏んでいて4角では接触もあったけど怯まず前に踏めたのは良かった。(古性とワンツーが決まり)お互いの信頼がこういう結果につながったのかなと思います。

netkeirin『【和歌山グランプリ】優勝の脇本雄太 古性優作とのワンツー決着は
「お互いの信頼が結果に」/決勝レース後コメント』より引用

新田選手vs脇本選手の踏みあいは見ごたえ十分でしたが
少しでも ひるんで しまうと新田選手に前へ出られてしまうだけに、
GP王者としての意地で「タイマン勝負」を制しました。

古性選手とワンツーも決まり、脇本選手もホッとしているでしょう。


負けて強しの新田祐大

新田選手は踏み負けての8着でしたが、負けて強しの内容でした。

脇本選手との踏みあいはS級S班によるガチンコバトル
【競輪】だいご味が詰まっていました。
敗れたものの、ある種の充実感は感じているかも。

単騎の眞杉匠選手(栃木)・深谷知広選手(静岡)は
前の様子を見すぎたきらいはありました。
展開的に「お呼びでない」かたちになり、
不完全燃焼の決勝戦となってしまいました。


今年も【脇本無双】?!

今年最初の西日本でのGIIIレースを制した脇本選手。
結果だけでなく内容も圧倒して、
他地区の選手へ強烈な印象を残しました。

昨年前半のGIレースでは脇本選手と古性選手がタイトルを独占しましたが、
今年も【脇本無双】でGI戦線の主導権を握るのか。
それとも【打倒脇本】で他地区の選手たちが奮起するのか。

今年の競輪GIレースも大いに盛り上がりそうです!

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