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京王閣競輪「ナイターGIII ゴールドカップレース」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

10月28日から東京の京王閣競輪場で行われてきた
「ナイターGIII ゴールドカップレース」
10月31日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。


決勝ふりかえり~S級S班の「経験値」~

結果成績

1着 ①新田祐大(福島) [まくり]
2着 ⑤佐藤慎太郎(福島) [マーク]
3着 ⑧中釜章成(大阪)

残り2周バックストレッチで北井佑季選手(神奈川)が
単騎ながらも豪快な先行勝負の奇襲攻撃!

この動きに対応できたのがS級S班の福島コンビ
最終周バックストレッチであっさりと北井選手をまくった
新田祐大選手が直線ラクに押しきって1着ゴール!

2着に佐藤慎太郎選手が続き、
3着には福島コンビを追走した中釜章成選手が入りました。


『絶対に(タイミングを)逃さないようにしようと』

 どこかタイミングは必ず来ると思っていた。2日目と3日目に良いレースができなかったのもあって、絶対に(タイミングを)逃さないようにしようと。中釜が斬って自分が斬って準備している時に北井が行った感じでした。(北井に)あまり付きすぎると中釜の目標になるし、抜きに行くタイミングを自分で作れたことが勝因だと思う。初日は良かったけど、2日目、3日目のレースが全然ダメ。特に3日目は大地さんと決めたかったので。

netkeirin『【ゴールドカップレース】優勝の新田祐大「競輪祭を獲るしかない」
2着佐藤慎太郎「差したかった」/決勝レース後コメント』より引用

若手の自力選手が多く勝ち上がった今大会の決勝戦
しかし優勝したのは百戦錬磨の経験を持つ
S級S班 新田祐大選手でした。
思い切った先行勝負を仕掛けた北井選手に対して
うまくスピードをあげて追走していきました。

いかに前をおさえて まくりorカマシ に行こうか
考えていた若手選手たちは、
北井選手の先行に「面を食らった」かと。

今大会はインからの仕掛けが多く
“らしさ”がなかった新田選手でしたが、
ここはこれまでの「経験値」を活かした
見事な対応力で優勝をつかみました。

今後もインコースをさばきながらの展開もあるかと思いますが、
新田選手の魅力スピードあふれる まくり なだけに、
縮こまらず「大きな競走」をこれからも見せてほしいです。


ルーキーシリーズプラス2023は
棚瀬義大選手(岐阜)が優勝!

結果成績

1着 ①棚瀬義大(岐阜) [まくり]
2着 ②松崎広大(茨城) [差し]
3着 ⑤荒川達郎(埼玉)

今年度デビューした123期ラストとなる
ルーキーシリーズプラス2023は
最終周バックストレッチ 5番手から
棚瀬義大選手が豪快にまくって1着

2着に松崎広大選手が入って、
競走得点上位の2人でワンツーという
順当な結果に終わりました。
棚瀬選手:88.19 松崎選手:86.26

棚瀬選手には今後もスケールの大きな走りで
A級戦のみならずS級でも活躍できる選手になってほしいですね。


次回GIIIは「周防国府杯争奪戦in玉野」!

次回のGIIIレースは11月2日~5日
玉野競輪場「防府GIII 周防国府杯争奪戦in玉野」が開催。
山口県の防府競輪場が改修工事中のため、
岡山県の玉野競輪場で代替開催されます。

初日特選はGIの特別選抜予選に匹敵するメンバー構成。
先の「寬仁親王牌」を制した古性優作選手(大阪)も参戦。
清水裕友選手は地元山口・防府GIII
破竹の「6連覇」がかかります

玉野シーサイドバンクで代替開催される
防府GIIIを制するのは誰になるでしょうか。

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