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豊橋競輪「GIII ちぎり賞争奪戦」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

26日から豊橋競輪場で行われてきた
「GIII ちぎり賞争奪戦」

きょう29日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり~またもや力で制圧!~

決勝 結果成績

1着 ①脇本雄太(福井) [逃げ]
2着 ⑨古性優作(大阪) [マーク]
3着 ⑤坂井洋(栃木)

脇本雄太選手が誘導員のうしろ(前受け)から
突っ張り先行する、ある意味「意外な展開」。
そのまま逃げのペースは落ちることなく、
古性選手や坂井選手の追撃をしのぎきって
今大会も無傷の4連勝=完全優勝で今年GIII 2大会連続Vとなりました。

今大会も【有無を言わさぬ強さ】がそこにはありました。

(アテにならない予想は◎→○→△で的中!)


『さすがにあそこまで誘導が残るとは』

久々の豊橋で優勝できてよかったです。さすがにあそこまで誘導が残るとは意外でしたね。その中で自分の持つ距離で踏んで古性君とワンツーを決められたのでよかったです。

 グランプリが終わって1か月以上競輪場で練習ができていないし、上積みがない中で人気に応えられたのは嬉しく思います。

netkeirin『【ちぎり賞争奪戦】優勝の脇本雄太「人気に応えられて嬉しい」
/決勝レース後コメント』より引用

相手ラインがきていれば、スッと自分の位置を下げて
後方から前をのみこむ(カマす)レースをしていたはず。

しかし相手が誰もこなかったので、そのまま逃げて
脇本選手がもつ力を最大限発揮しました。

【強い選手が強いレースをしました】


動かなかったのか、動けなかったのか
~他選手の動きに失望~

脇本選手の圧巻の走りのウラで、
他選手の走りには失望の念が強く残りました。

競輪のレースは残り2周をすぎたあたりで、
後方にかまえた選手から戦いの口火を切っていくのが通例。

脇本選手の突っ張り先行を警戒しすぎたのか
それとも「誰かが行ってくれるだろう…」
という思いが全員にあったのか。

誰も動くことなく最終周回を迎え、
いちばん強い選手に逃げ切りを許してしまいました。

自力脚で脇本選手に勝てなくても、
「ファイティングポーズ」はとってほしかった。

【ラインのため】・【ファンのため】ではなく、
【自分のため】のレースをした選手が多く
いまいち感情移入ができない決勝戦になったのは残念でなりません。


ことし2度目のGIII 決勝「オール1人気決着」

今回の「ちぎり賞争奪戦」決勝戦。
各賭け式の払戻金はワイドの組み合わせ1通り含めて
すべて「1番人気」での決着となりました。
(詳しくは主催者発表のものとご照合ください。)

GIII決勝でガチガチの決着になったのは、
1月12~15日に行われた和歌山競輪
「GIII 和歌山グランプリ」以来ことし2回目
このときも脇本・古性コンビでのワンツー決着でした。

今後もGIII戦線でこの2人、いや、脇本選手が出てくるレース
「オール1番人気決着」が予想されます。

きょうのような「つまらない」展開ではなく、
しっかり「動きのある」展開になれば
ガチガチの結果でも誰もがみな納得するはず。

野村克也さんの『考えて野球せい!』ではないですが、
もう少し【考えて競輪をしてほしい】と強く思いました。

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