2022 GI 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント My Pick Up~初日~

みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。

いよいよ明日10月20日から、前橋競輪場にて
「GI 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が開催されます。

今日から4日間 My Pick Up として、個人的に注目しているレース
紹介&展望&予想印を掲載していきたいと思います。
(シルシに関しては全く参考にならないでしょうが…)

そもそもこの大会はどのような経緯で開催されるようになったのか。
競輪公式サイト「Keirin.JP」の特設サイトから引用します。

平成2年8月、アジアで初めて開催された「世界選手権自転車競技大会」(トラック競技【グリーンドーム前橋】・ロード競技【宇都宮】)を記念し、平成2年5月に行われた『世界選手権自転車競技日本大会特別記念レース』がルーツとなっている。
 平成4年「世界選手権自転車競技大会」日本大会の名誉総裁をお務めになられた寬仁親王殿下(ともひとしんのうでんか)より"寬仁親王牌"が下賜されるとともに、それまでの1日開催から3日間開催のトーナメント戦となったため、『世界選手権記念トーナメント(寬仁親王牌争奪)』と名称を改め実施されたのが第1回である。

Keirin.JP「第31回寬仁親王牌(GI)」特設サイト『寬仁親王牌とは』より引用

このような開催経緯もあり、
初日のメインレース【日本競輪選手会理事長杯】

「トラック世界選手権」「ケイリン」「スプリント」
3位以内に入った選手

「全日本プロフェッショナル選手権自転車競技大会(通称・全プロ)」
「ケイリン」「スプリント」「1kmタイムトライアル」優勝した選手

オリンピック自転車競技トラック種目メダル獲得者
(オリンピックイヤーの開催年に限る)

以上の選手が優先的に出場することができます。
(優先出場選手で9人に満たない場合は、
S級S班の全プロに出場した平均競走得点上位者
→S級S班の平均競走得点上位者
→S級1班の平均競走得点上位者を あっせん )

ということで、まずは「理事長杯」からPick Up!


KEIRIN GP '21の再戦?!~12R「日本競輪選手会理事長杯」~

出走メンバー ()内は登録地

①古性優作(大阪)
②平原康多(埼玉)
③松浦悠士(広島)
④清水裕友(山口)
⑤郡司浩平(神奈川)
⑥宿口陽一(埼玉)
⑦佐藤慎太郎(福島)
⑧吉田拓矢(茨城)
⑨守澤太志(秋田)

気になるラインの並びは…
①⑨ ⑧⑥② ③④ ⑤⑦ [四分戦]

Point:先行するは誰?

自力選手不在の北日本コンビがそれぞれわかれて
きれいな四分戦となりました。
昨年のKEIRIN GPでは郡司-佐藤-守澤で並びましたが、
今回は⑨守澤太志選手が昨年のGP覇者①古性優作選手にジカ付けという、
とても興味深いラインができあがりました。

ただこのレースのPointは【誰が先行するのか】

普通に考えると、ライン3車の厚みを活かして
⑧吉田拓矢選手が行きそうな感じがしますが、
直前の松阪GIII準決勝で落車を経験。
それと直近4か月では自力選手の指標となる
「バック回数」「5回」と少なく、
積極先行よりも早めの捲り勝負になるのではないでしょうか。

そうなると別の選手の先行を考えなければなりませんが、
わたしは③松浦悠士選手が先行になるのではないかと予想します。

松浦選手は積極的な攻めができる選手。
直近4か月の「バック回数」「9回」
⑤郡司浩平選手の「10回」に次ぐ数字。
小回り33バンク前めにいないと勝機はやってこないだけに、
思い切った仕掛けをしてきそうな気がしています。

ハチ公の“予想にならない”予想印~12R~

◎⑨守澤
〇④清水
▲①古性
☆⑦佐藤
△②平原
△③松浦

松浦選手先行と予想したからには、
④清水裕友選手を本命にしないといけないかもしれませんが、
いかんせんここ最近の清水選手の内容&成績がよくない

それならば好位置をとって捲りを打つ古性選手にのって、
守澤選手が鋭く追い込むのではないかと予想してみました。

もちろん清水選手も番手発進で押し切れるチカラはあるだけに要警戒。

古性選手もすんなり捲りきれる脚があるだけに
3番手以内に予想印はおさめておきたいです。

怖いのが⑦佐藤慎太郎選手の突っ込み
どんなところからでも切れ込んでくるので、
印は外せない選手のひとりです。

②平原康多選手ライン3番手ということもあり、
よほど展開に恵まれないと上位進出は厳しいかと思います。


次世代の「ケイリンスター」登場!~11R「特別選抜予選」~

出走メンバー ()内は登録地

①荒井崇博(佐賀)
②新田祐大(福島)
③寺崎浩平(福井)
④和田健太郎(千葉)
⑤浅井康太(三重)
⑥稲川翔(大阪)
⑦成田和也(福島)
⑧渡邉雄太(静岡)
⑨山田庸平(佐賀)

気になるラインの並びは…
②⑦ ⑤ ⑨① ③⑥ ⑧④ [四分戦]

ハチ公の“予想にならない”予想印~11R~

◎③寺崎
〇②新田
▲⑥稲川
☆⑦成田
△①荒井
△⑤浅井

117期早期デビューとして早くから存在感を高め、
最近ではトラック競技でも活躍しはじめ、
次世代の「ケイリンスター」に近い位置にいる③寺崎浩平選手

今大会は海外でのトラック競技参加直後の競輪ということもあり、
コンディション調整が難しくなりそうですが、
トラック&競輪の“二刀流”選手はそこを乗り越えてこそ。

躍動感あふれるスピードで別線を完封するとみました。

もちろん、トラック競技界でも競輪界でも先輩である
②新田祐大選手の力強い走りは侮れません。

このレースは【力の両立】に期待します!


逃げ切るか、捲りきるか~10R「特別選抜予選」~

出走メンバー ()内は登録地

①諸橋愛(新潟)
②山崎賢人(長崎)
③小倉竜二(徳島)
④園田匠(福岡)
⑤眞杉匠(栃木)
⑥井上昌己(長崎)
⑦和田真久留(神奈川)
⑧鈴木裕(千葉)
⑨太田竜馬(徳島)

ハチ公の“予想にならない”予想印~10R~

◎⑤眞杉
〇①諸橋
▲⑨太田
☆③小倉
△⑥井上
△⑦和田

おそらく⑤眞杉匠選手が主導権を握って先行
それを⑨太田竜馬選手が捲れるかが焦点となるでしょう。

眞杉選手は先行力に磨きがかかっているだけに、
簡単に逃がしてしまうと、眞杉選手がマイペースで先行して
①諸橋愛選手関東ワンツーの可能性が高まります。

そうはさせじと、太田選手が破壊力バツグンの
捲りを出してくるようなら、
眞杉選手を飲み込むことができるでしょう。

車券予想度外視でも、この10Rのバトルは楽しみな一戦です。


10R・11Rの「特別選抜予選」上位2着までに入った4選手と、
12R「理事長杯」上位5着までに入った5選手
合計9選手が2日目の「ローズカップ」へ進むことができます。

「ローズカップ」は無失格完走
準決勝進出が確約されているレース。(優秀競走)

“フリーパス”をとるためにも、
初日から激しい戦いが繰り広げられそうです。

今年の親王牌は誰が優勝するのか。
4日間の戦いに期待しましょう!

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