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武雄競輪「GIII 大楠賞争奪戦」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

5月11日から佐賀県の武雄競輪場で行われてきた
「GIII 大楠賞争奪戦」

14日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。


決勝ふりかえり~冷静な対応でまくりきる!~

決勝 結果成績

1着 ②深谷知広(静岡) [まくり]
2着 ⑧阿部力也(宮城) [マーク]
3着 ⑥大槻寛徳(宮城)

志田龍星選手(岐阜)が前をおさえたところを、
番手が競りながら清水裕友選手(岡山)が
残り2周バックストレッチでカマシに行く展開。

この動きに山田英明選手(佐賀)はついていけず、
山田選手と競っていた稲川翔選手(大阪)が
清水選手の番手をとりきります。

志田龍星選手と根田空史選手(千葉)が
最終周ホームストレッチで動くも、
清水選手が強烈な踏みなおしで前に出させません。

この動きに冷静だったのが深谷知広選手。
根田選手が行けないとみるや、最終2コーナーから自力に転じます。
力強いスピードで清水選手をまくりきって
直線も勢いを保ったまま1着ゴール。

今年初優勝は昨年9月のGII 共同通信社杯(青森)以来となる
グレードレース制覇となりました。
(GIII優勝は昨年8月松戸「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」以来)

深谷選手をキッチリ追走した阿部力也選手と
大槻寛徳選手の宮城コンビが2・3着
地元佐賀の山田英明選手は流れに乗れず4着に敗れました。


『何とか乗り越えられてライン3人で決まってよかった』

 山田さんに絡まれてしまい、対応が遅れてしまった。ただ、内に行ってくれたので何とか根田さんを追いかけることができた。2角前では外に差し込んでいたし、そのまま遠回りになるけど仕掛けました。

 何とか乗り越えられてライン3人で決まってよかった。次は根田さんと一緒に確定板に乗れるように。S班に復帰してから優勝がなかったのは気にはなっていたので、今回優勝出来てよかった。今度は前で頑張ってくれた選手を残せるように今後走っていきたい。

netkeirin『【大楠賞争奪戦】今期初優勝を挙げた深谷知広』より引用

実は勝負どころの残り2周3コーナーで
清水選手に付き切れなかった山田英明選手が
深谷選手の番手に競りこむ展開があったのですが、
山田選手が稲川選手との“競り勝負”に再びむかうために
インコースを進んだおかげで、
深谷選手はしっかり根田選手を追走することができました。

S級S班復帰後は優勝のチャンスがあまりなかった深谷選手。
この優勝をキッカケにさらなる上昇カーブを描いてほしいですね。


次回GIIIは函館ナイター「五稜郭杯争奪戦」!

次回のGIIIレースは5月16日~19日
函館競輪場で行われる「ナイターGIII 五稜郭杯争奪戦」

コナン映画の舞台にもなった函館。
百万ドルの夜景のなかでどんな戦いが展開されるでしょうか。

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