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高知競輪「GIII よさこい賞争覇戦」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

4月6日から高知競輪場で行われてきた
「GIII よさこい賞争覇戦」

9日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり
~チャンスを見計らっての追込~

決勝 結果成績

1着 ⑨新田祐大(福島) [差し]
2着 ③松浦悠士(広島) [差し]
3着 ⑤町田太我(広島)

最終周1コーナーで町田太我選手の先行を
強引に犬伏湧也選手が叩きかえしたものの、
犬伏選手の番手だった宗崎世連選手(高知)が離れて
犬伏選手の番手に町田選手がハマる展開に。

最終3コーナーから町田選手が番手まくり
直線で松浦悠士選手が差し込もうとしたところ、
脚をタメてチャンスを見計らっていた
新田祐大選手がものすごいスピードで追い込んで
広島コンビを差しきり1着でゴール!

松浦選手は2着町田選手は3着に敗れました。


『地元勢(中四国)が熱い戦いをしてくれたので、
そこをちょこっと頂いた感じです(笑)』

 地元勢(中四国)が熱い戦いをしてくれたので、そこをちょこっと頂いた感じです(笑)。自分らの位置は荒井(崇博)さんと考えた作戦通りになったので、落ち着いて運べましたね。前の方にいられたのは結果として良かったし、あとは流れのまま走れた。

 策は色々なパターンを想定していたしタイミング次第では先行も。そんな心構えだったのが良かったと思います。バックで緩んだ感じがしたので前がどうなっていようと仕掛けました。突き抜けられたので良かったです。

 今シリーズは4日間、先頭で走るレースでしたけど、駆ける流れもあり今日みたいな展開もあって様々な内容で出し切ることができました。

 試したいこと、やりたいことをしてそこで結果を残す事ができたのは収穫でした。すべてはクリアをできなかったけど、いい形で締めくくれました。また持ち帰ってすぐに次へと生かしたい。

netkeirin『【よさこい賞争覇戦】優勝の新田祐大「色々なパターン想定していた」』より引用

最後の追込は新田選手の言葉を借りれば
『ちょこっと頂いた感じ』だったワケですが、
スピード力がなければ届かなかっただけに
トラック競技日本代表経験をもつ新田選手の
ハイスピードが活きた最後の直線だったと思います。

5月の「GI 日本選手権競輪」に向けて
弾みがつく優勝になったのは言うまでもなく。

さらなるスピード力を磨いてGI制覇を狙っていくことでしょう。


展開を活かしきれなかった広島コンビ

広島コンビの松浦悠士選手&町田太我選手は
犬伏選手の番手にハマる絶好の展開を活かしきれず
新田選手の突き抜けを許してしまいました。

ライン3番手の才迫開選手が平原康多選手(埼玉)にドカかれてしまい、
ラインワンツー決着を視野にいれつつ
平原選手の動向を気にしすぎたのがいけなかったのか…。

二兎を追う者は一兎をも得ず
そんな結果に終わってしまった広島コンビでした。


ガールズケイリン フレッシュクイーンは
小泉夢菜選手(埼玉)が優勝の大波乱!

誰もが逃げたくないガールズケイリン ビッグレース特有の
スローペースからの“よ~い、ドン!”な展開のなか、
流れのなかで前めのポジションが奪えた小泉夢菜選手が
ゴール前で先行した山口真未選手(静岡)をとらえて優勝

2着が山口選手で3着には太田瑛美選手(三重)が入り、
3連単は8万車券の大波乱となりました。

人気を背負った吉川美穂選手(和歌山)は後方に下げられて
捲り不発の4着に敗れたのも、波乱の要因に。
文字通り【一発勝負】のアヤが見え隠れしたレースでした。

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