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向日町競輪「施設整備等協賛競輪in向日町 GIII 京都向日町カップ」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

6月8日から京都の向日町競輪場で行われてきた
「施設整備等協賛競輪in向日町 GIII 京都向日町カップ」

11日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり
~ついていったら、勝っちゃった!~

結果成績

1着 ⑨簗田一輝(静岡) [差し]
2着 ⑧志村太賀(山梨) [差し]
3着 ⑤黒沢征治(埼玉)

朝倉智仁選手(茨城)が突っ張って先行勝負。
前に出て位置を求めようとした簗田一輝選手でしたが、
黒沢選手と志村選手の車間があいたスキを見逃さず、
黒沢選手の背後3番手をゲット。

最終周回1コーナーから阿部将大選手(大分)が単騎で仕掛けて、
黒沢選手とのまくり対決となる「もがきあい」。
これを冷静に見ていた簗田選手が
「もがきあい」に勝った黒沢選手の番手から抜け出して
自身初のGIIIレース優勝を達成!

直線インに切れ込んだ志村選手が2着に入り、
黒沢選手は まくり対決 が影響したのか
最後は脚があがってしまい3着に敗れました。


『とにかくがむしゃらだったので』

 とにかくがむしゃらだったので、ゴールした時は勝ったかどうか分かりませんでした。お客さんに「ガッツポーズしろ!」と声をかけてもらって、それで獲ったと確信に変わりました。今は嬉しさよりもホッとした安心感の方が大きいです。

netekeirin『【施設整備等協賛京都向日町カップ】優勝した簗田一輝
「お客さんの声で優勝を確信した」』より引用

簗田選手の持ち味と言えば、好位置を確保してからの まくり/差し
その持ち味がいかんなく発揮された決勝戦でした。

前に出て位置を求めようとしたところで朝倉選手に突っ張られましたが、
冷静に3番手を確保することができましたし、
黒沢選手と阿部選手の「もがきあい」を見極めて
直線シャープに伸びることができました。

トップ選手との対戦になると「歯が立たない」状況の簗田選手ですが、
今大会は主力選手が「GI 高松宮記念杯競輪」を控えているため出場せず

同じレベルの選手しかいなかったことも、
簗田選手に大きく味方しました。

粒ぞろいの107期から新たなGIIIウィナー誕生。
早い段階から先行主体ではなく「まくり」を主軸とした
レース運びをしていた簗田選手がようやくタイトルをゲット。

この経験を活かして、今度は「表のGIII」と呼ばれる
「記念競輪」でも優勝できるように、その実力を高めてほしいですね。


「もがきあい」に現状のチカラが露呈した黒沢&阿部

先行ラインの2番手という絶好の展開ながら3着だった黒沢征治選手。
連日自力の動きが好調で、自力選手の勲章である
“バック”を3日間連続で記録したものの、
前をまくりきれず完敗に終わった阿部将大選手。

絶好のチャンス&直近好調だったのに「両者共倒れ」
最終周回バックストレッチでの「もがきあい」
現状のチカラが大きく露呈した格好になりました。

本当に強い選手なら、しっかりあわせきっているでしょうし、
まくり押しきれていたと思います。

100点前後の選手は1走1走が大事になってくるだけに、
今回であぶり出された現状としっかり向きあって
GIII戦線でも活躍できるまでにチカラを取り戻してほしいですね。


明日からは「GI 高松宮記念杯競輪」@岸和田
ガールズケイリン初のGI
「パールカップ」もあるよ!

いよいよ明日6月13日から18日までの6日間
岸和田競輪場で「GI 高松宮記念杯競輪」が開催!
前半3日間はガールズケイリン初のGIレース
「パールカップ」も開催されます。

史上初のデイレース6日間開催。
さらに高松宮記念杯競輪初となる「予選ポイントレース制」の採用。

新しく生まれ変わるGIレース初日のMy Pick Upは
明日 朝 掲載の予定です。

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