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奈良競輪「GIII 春日賞争覇戦」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

2月2日から奈良競輪場で行われてきた
「GIII 春日賞争覇戦」

きょう5日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり
~見ごたえ十分の「番手まくり対決」!~

決勝 結果成績

1着 ①三谷竜生(奈良) [まくり]
2着 ②佐藤慎太郎(福島) [差し]
3着 ③柏野智典(岡山)

北日本ラインが前で構える展開から
突っ張り先行に行こうとしたところ、
一気に近畿勢が猛襲!

中西大選手(和歌山)・山田久徳選手(京都)のスピードをもらって、
三谷竜生選手が新田祐大選手(福島)との「番手まくり対決」を制して
'19年伊東温泉GIII「椿賞争奪戦」以来4年ぶりとなるGIII優勝を達成!
出走全レース1着=完全優勝で地元GIIIを制しました。

新田選手を競り落としたシーンに奈良の競輪ファンは歓喜。
レース後はあたたかい祝福の声に包まれました。

(アテにならない予想はアテにならなかった…orz)


『何が何でも勝ちたいと思っていました』

 4連勝を挙げられました、すごくうれしいですね。ここまでずっといい状態で走れていたし、何が何でも勝ちたいと思っていました。決勝は本当は前が取れれば良かったけど、やっぱり新田(祐大)さんが早かったです。それでもチャンスがあると思ったし慌てる事無く走れました。

 中西(大)と(山田)久徳の2人が前でしっかりレースをしてくれたおかげで自分にチャンスが巡ってきた。それだけに絶対にその機会を逃さないようにと走りました。新田さんがあの上を来たのでしんどくてきつかったけどラインの力を見せる事ができて良かったです。

netkeirin『【春日賞争覇戦】完全優勝を果たした三谷竜生
「絶対にチャンスを逃さないようにと走った」』より引用

【近畿はひとつ】という思いを体現するかのような
中西選手・山田選手の仕掛けと三谷選手のまくり。
ラインの力で新田選手との踏みあいに勝ち切りました

踏み出しのタイミングもよかったですし、
めぐってきたチャンスをしっかり逃さなかったからこそ
地元GIII制覇につながりました。

久々にGIIIを優勝したことで
三谷選手の流れもかわってくるでしょうから、
GI戦線での活躍にも期待したいですね。


完敗の北日本ラインは「仕切り直し」

ラインの先頭で何もできなかった阿部拓真選手(宮城)
番手まくりを打つも近畿勢を制圧できなかった新田祐大選手。

佐藤慎太郎選手が何とか2着入線を果たしましたが、
ライン全体でみれば【完敗】に終わった北日本ライン
GI「全日本選抜競輪」にむけて“仕切り直し”となりました。

新田選手のスピードはよかったのですが、
近畿ラインの3番手自力脚のある三谷選手だったのが
新田選手が制圧しきれなかった要因でしょう。

それでも今日の「結果」「全日本選抜競輪」へ活かされるはず。
敗れはしたものの、収穫のある内容だったと思います。

GI戦線では主役候補として外せない新田選手&佐藤選手。
その期待値は何ら落ちることはありません。


近畿勢「完全優勝」の流れはどこまで続く?!

今年に入ってから西日本地区のGIIIは
【近畿の選手が完全優勝】という結果が続いています。

和歌山「和歌山グランプリ」:脇本雄太選手の完全優勝
豊橋「ちぎり賞争奪戦」:脇本雄太選手の完全優勝
奈良「春日賞争覇戦」:三谷竜生選手の完全優勝←new!!

GI「全日本選抜競輪」をはさんで、
次の西日本地区のGIIIは3月4~7日
大垣競輪場で行われる「水都大垣杯」となります。

この流れは果たしてどこまで続くのか。
今後の西日本GIII戦線を注目していきたいと思います。

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