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松山競輪「GIII 金亀杯争覇戦」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

3月7日から松山競輪場で行われてきた
「GIII 金亀杯争覇戦」

10日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。


決勝ふりかえり~“決め打ち”大成功!~

決勝 結果成績

1着 ②古性優作(大阪) [差し]
2着 ⑦北井佑季(神奈川) [逃げ]
3着 ①松本貴治(愛媛)

北井佑季選手が突っ張り先行を仕掛けようとしたところ、
残り2周3コーナーから古性優作選手が追い上げ
神奈川トリオ2番手和田真久留選手の位置を奪いにいきました。

この“奇襲”が見事に成功。
古性選手が北井選手の番手を奪い取ると、
直線でキッチリ差しきって
1月の和歌山GIII「和歌山グランプリ」以来
今年2度目のGIII制覇を決めました。

2着争いは横に広がった接戦となりましたが、
先行した北井佑季選手が驚異の粘り腰で2着を確保。
地元愛媛の松本貴治選手もまくり追い込みましたが、
2着と4分の1車輪差の3着に敗れました。


『しっかりレースを組み立てないと勝負にならないなと』

初日は北井さんに通用しなかったので、ある程度しっかりレースを組み立てないと勝負にならないなと。和田健太郎さんもカンナ削りに来ていたし、削られたので上から行こうと。(和田真久留をキメて、北井の番手を奪取した場面は)北井さんのダッシュが凄くて、そこを置きに行った感じです。後ろから(松本貴治が)来たのが見えて踏んだけど、最後まで分からなかった。客観的に古性優作がどう勝てるかを考えての組み立てでした

netkeirin『【金亀杯争覇戦】優勝・古性優作「今の僕には足りないものが多すぎる」』より引用

レース前日は「状態があまり良くない」コメントを残していた古性選手。
決勝はしっかり展開を組み立てて、
まるで“決め打ち”をしたかのような先行ラインの番手奪取。

状態いまひとつでもしっかり結果を残すあたりが
古性選手がS級S班にいる理由でしょう。

目標を【GI制覇】という高いレベルに設定しているので
厳しいコメントばかり並ぶことも多いかと思いますが、
しっかり走れば結果を残す選手であることに変わりないので
今後も古性選手の走りには要注目ですね。


ルーキーチャンピオンレースは
篠田幸希(群馬)が優勝!

結果成績

1着 ①篠田幸希(群馬) [まくり]
2着 ⑥牧田悠生(新潟) [マーク]
3着 ⑧青木瑞樹(岡山)

S級選手ゼロ、全員「A級2班」に在籍する選手で行われた
123期ルーキーチャンピオンレースは、
浮島知稀選手(群馬)のカマシ先行から
篠田幸稀選手が番手まくりで優勝を決めました。

過去の先輩たちはこの時期に
S級戦線で活躍する選手もいたことを考えると、
123期の選手たちには危機感をもってレースに臨んでほしいところ。

S級で活躍するには浮島選手のような「先行力」が大切なだけに、
スケールの大きい競走を心がけてほしいと切に願います。


次回GIIIは伊東温泉「花と海といで湯賞」!

次回のGIIIレースは3月14日~17日
静岡の伊東温泉競輪場で行われる
「ナイターGIII 大阪・関西万博協賛競輪 花と海といで湯賞」

主力選手は21日~24日に行われる
「取手GII ウィナーズカップ」への準備のため出場せず。

ウィナーズカップに出られない選手たちが中心となりますが、
決勝で3着以内に入れば11月の「GI 競輪祭」へ出場できるだけに、
湯のまち伊東でホットな戦いが繰り広げられそうです。

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