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2024 GI 全日本選抜競輪 My Pick Up~最終日「決勝」回顧~

みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。

岐阜競輪場「GI 全日本選抜競輪」
12日に【決勝】が行われました。
かるく振り返ってみたいと思います。


同じ轍は二度踏まず、3年ぶりのGI制覇!

結果成績

1着 ⑨郡司浩平(神奈川) [差し]
2着 ③清水裕友(山口) [まくり]
3着 ⑥北井佑季(神奈川)

残り2周ホームストレッチから北井佑季選手がカマシ。
ペース先行に持ち込もうとしたところ、
後方から新山響平選手(青森)が打鐘カマシで猛追。

このスピードに新山選手の番手 浅井康太選手(三重)が離れてしまい、
北井選手が新山選手の番手にハマる絶好の展開になって最終周回。

最終周バックストレッチから北井選手がまくりにいったところ、
後方から清水裕友選手が快速まくりでせまってきます。
ラインがのみこまれると察知した郡司浩平選手が
清水選手にあわせて番手発進の構え。

北井選手がそのまま押し切るかと思われましたが、
郡司浩平選手の差し脚が勝って
おととしの全日本選抜競輪(@川崎)以来
3年ぶりのGI制覇を達成!

今後GI・GIIでの「失格」がなければ、
2年ぶりのS級S班復帰も確実としました。

2着には南関東勢を猛追した清水裕友選手。
大チャンスが転がり込んだ北井佑季選手でしたが
GI優勝経験者2人に差され3着に敗れました。

古性優作選手(大阪)は後方で脚をためて
ワンチャンスのまくりにかけましたが、
3着北井選手からタイヤ差の4着で確定板入りを逃しました。


『勝ち上がりを含めてラインに助けられた開催でしたね』

(番手に入った北井が捲りにいったが)ちょっと併されている感じで、早めに外を踏んでも内を来られてしまうので、我慢しながら、清水君が見えてから踏みました。勝った感覚はあったんですけど、自信を持って勝ったとは確信できない感じでした。それくらい清水君が強かったです。

 今日はほんと北井さんが北井さんらしいレースをしてくれて、松谷さんも3番手でできることをやってくれて、それがあっての僕の優勝だと思います。勝ち上がりを含めてラインに助けられた開催でしたね。

netkeirin『【全日本選抜競輪】郡司浩平「ラインに助けられた開催でした」
/優勝インタビュー』より引用

準決勝では番手を守り切れず、逆に古性優作選手にさばかれる
番手戦として最悪なレース運びをしてしまった郡司浩平選手。

決勝では番手として周囲の状況をチェックしつつ、
相手がくるギリギリのタイミングで自力に転じました。

今大会は郡司選手にとって『ラインに助けられた開催』だっただけに、
今後はGIウィナーとして南関東勢からひとりでも多く
年末のグランプリへ出場してもらえるよう、
郡司選手が「ラインを助ける」動き
積極的に行っていけるといいですね。


『郡司さんの底力にやられた』清水裕友
『足りない部分』が露呈した北井佑季

2着 清水裕友
 3コーナーでは喰ったと思ったんですが。郡司さんの底力にやられました。でもやることはやったので。

netkeirin『【全日本選抜競輪】清水裕友「郡司さんの底力にやられました」
/決勝2〜5着インタビュー』より引用

清水裕友選手のまくりスピードはバツグンで
今大会の調子の良さを感じさせる動きだったのですが、
準決勝で番手戦に失敗してしまった
郡司浩平選手の同じ轍は二度踏まない『底力』
最後まで打ち破ることができませんでした

ただ大会通じて状態は良かったので、
この勢いをキープして3月の「GII ウィナーズカップ」では
さらなる上積みに期待したいですね。

3着 北井佑季
 道中踏みすぎることもなかったし冷静には戦えた。ただ、昨日より飛び付くのに脚をつかった。結局、最後にいかれちゃったし修正するところ、足りない部分はある。ラインから優勝者が出たけど自分が優勝したかったし押し切りたかった。それでも今回は初めて準決勝を突破できて、4日間力は出し切れました。

同上

清水選手以上に勢いがあったのが北井佑季選手でしたが、
【GI決勝】のスピード&流れが初経験
それでも自身のチカラを出し切ってGI初決勝で3着に入りました。

この経験をしっかり活かして、
今後のグレードレースでも思い切った走りと
南関東ラインを盛りあげる力強い走りに期待したいですね。


次回 特別競輪 はウィナーズカップ(GII)

全日本選抜競輪が終わり、またしばらくグレードレース戦線は
全国各地でのGIIIレースが続いていきます。
直近のGIIIレース3月17~20日
高松競輪場で行われる「玉藻杯争奪戦」

次回 GI・GIIクラスの「特別競輪」
3月21~24日に茨城県の取手競輪場で行われる
「GII ウィナーズカップ」

GIIレースでは優勝者にKEIRINグランプリ出場権は与えられませんが、
熱い戦いが繰り広げられそうです。

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