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立川競輪「GIII 鳳凰賞典レース」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

9月7日から立川競輪場で行われてきた
「GIII 鳳凰賞典レース」
9月10日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。


決勝ふりかえり~ふたつの”絆”でGIII初V!~

結果成績

1着 ⑧森田優弥(埼玉) [まくり]
2着 ⑤佐々木悠葵(群馬) [差し]
3着 ①平原康多(埼玉)

大方の予想通り、5車の関東ラインが先行態勢。
GIタイトルホルダーとなった眞杉匠選手(栃木)による
渾身の突っ張り先行に応えたのが森田優弥選手。

2番手からしっかり抜け出して、自身初のGIII(記念競輪)制覇を達成!
ライン4番手から佐々木悠葵選手が伸びて2着
平原康多選手は伸びきれず3着に終わりました。


『眞杉との連係で獲れたのが、めちゃめちゃ嬉しい』

 嬉しいの一言、関東のみなさんに感謝です。記念初優勝を眞杉との連係で獲れたのが、めちゃめちゃ嬉しい。

 ラインのみなさんの存在が心強くて、自分も自分を信じて踏み切れたと思う。最後の直線はびっくりするぐらい長く感じた。ホームバンクの大宮よりも長く感じましたね。優勝は、お客さんの声とビジョンのスローリプレーを見てから確信しました。

 富山記念で眞杉から『連係したい』と言ってくれて、今回、連係が実現して獲らせてもらった。これから自分ももっと頑張らないと。競輪は『ライン』だと思う。オールスターでも平原さんや宿口さんに気持ちを高めてもらっていたし、埼玉の選手で良かった。関東を引っ張っていけるように頑張りたいと思います。

netkeirin『【鳳凰賞典レース】ラインの結束力で掴んだ記念初優勝! 森田優弥』より引用

同期113期の眞杉匠選手と森田優弥選手
眞杉選手が先にGIII・GIを制したことで、
森田選手にも期する思いはあったはず。

今回 初めてとなる同期連係
森田選手もGIIIウィナーの仲間入りを果たしました。
同期眞杉選手との連係、そして関東ライン5車の結束で
自身デビューの地である立川競輪のGIIIレースを制したことは、
森田選手にとって大きな実りをもたらしたと思います。

そして森田選手本人に「競輪は【ライン】」の自覚があれば、
さらなる成長は約束されたようなもの。
今後も関東ラインを盛り立てる活躍に期待したいですね。


平原康多 心配な「ハコ3」敗戦

3着 平原康多

 眞杉君が凄いカカリでしたね。最後はホームの向かい風が凄くて、最終4コーナーは内を締めていたら、そこで一杯になってしまった。結果的に援護にはなりましたけどね。まあ、埼玉で一番可愛い後輩が勝ってくれたのは良かった。

netkeirin『【鳳凰賞典レース】決勝レース後2〜8着コメント』より引用

今回の展開であれば平原康多選手は、
森田選手の追走からキッチリ直線で差していたはず。
しかし差しきることはできず、それどころか
佐々木悠葵選手の差しを許してしまいました。

競輪界では番手の選手が前を差せず
ライン3番手の選手に差されて3着に負けることを
「ハコ3」と言います。

番手の選手が追走いっぱいで、ライン3番手の選手の方が
脚がたまっているからこそ、起こりえる展開なのですが、
平原選手の実力を考えると「ハコ3」はなりにくいだけに…。

果たしてこれが現状の平原選手なのか、はたまた「衰え」なのか。
平原選手の状態が心配になる「ハコ3」敗戦となりました。


15日からは「GII 共同通信社杯」!

いよいよ99月15日~18日青森競輪場「GII 共同通信社杯競輪」が開催!
注目レースを中心に展望noteを随時掲載する予定です。

オール勝ち上がりトーナメント
S級のトップ選手もうかうかしていられないのが
「共同通信社杯」のおもしろいところ。

【若手の登竜門】の戦いに期待しましょう!

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