朝の光に包まれた、穏やかな一日。

2021/07/18(日)

畳の間から覗ける、富士山にかかる朝の光で目が覚めた。

アーティストインレジデンシーさんで迎える朝は、建物中で感じられる木の香りと、所々から射す陽の光に包まれて、とてもとても穏やかでした。

キッチンに降りると、準備の終わったメンバーの方々が、朝ごはんのおにぎりを握ってくれていた。
ごま油と鰹節粉が程よく混ざり合って、驚くくらい美味しかったです。

この日は朝から、野草を探しに富士山の麓へ。
富士吉田の道の駅へ向かって、前日からお世話になっている、HERB STANDの皆さんと合流しました。

2合目くらいまで車で向かい、馬返しの辺りまでみんなでお散歩。
「これは食べれるよ」と教えてもらった、野道に芽吹く野草たちや木の実を、ちぎっては口に運んで、その自然の味を楽しんでいると、まるで山がバイキングになったように思えて楽しい。

登る、眺める、食べる。
山にはたくさんの楽しみ方があるなと実感しました。

お昼前に車に戻り、HERB STANDの皆さんとはここでお別れ。
私たちは、お昼ご飯を食べに、富士吉田で有名なうどん屋さんに向かいました。

鹿肉がたっぷり乗った、肉わかめうどん。
太くてもちもちっとした、ボリューム満点の一品です。
「元祖 みうらうどん」さんは、この地域ではかなり王道らしく、お昼の時間は長い長い行列ができていました。

美味しいおうどんを、お腹いっぱいに食べた、私たちが向かったのは、河口湖の畔にあるカフェ「CISCO」さん。

オリジナルクッキーと、アールグレイティーを注文して、
みんなでラベンダー畑をお散歩しながら、食後の休憩をしました。

これにて、生活共同体「TSUMUGI」と行く、山梨県は富士吉田の社会科見学は終了。
ガタンゴトンと電車に揺られて、東京に戻ってきました。

夕方手前に浅草橋に戻ってきた私は、パートナーの職場にお邪魔して、一休み。
職場の方々と少しお話しなどをして、東京の拠点Little Japanに帰りました。

久しぶりのみんなに会うと、やっぱりたくさんたくさん。
お話ししてしまいます。
片手間でお仕事をしながら、ワイワイと語り合ったりしていると、大学時代の友達が遊びにきました。
よくLittle Japanに来てくれる子なのだけど、最近は私がバタバタしていてゆっくり話すこともなかったので、この日は駅に送るついでに、二人で少しお酒を飲みました。

久しぶりに、学生時代の同級生と話すと、なんだか懐かしい気持ちになって楽しかった。

こんなご時世なので、彼女とは健全な時間にお別れし、
スーパーに寄ってから、Little Japanに戻り、ラベンダーのハチミツレモンを作りました。

これは「花と昆虫のカフェ」の仕込みなので、パートナーもキッチンに呼んで、二人で蟋蟀ハンバーグの施策もした。

相変わらず時計のてっぺんを過ぎた、短い針を横目に、
眠たい目を擦りながら、この日はLittle Japanで眠りにつきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?