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大人になるのがちょっと楽しみになる2つのコト。

こんにちわ。はっちです。

前回は
○"大学中退=選択肢"であるという事
○人生の選択肢は沢山あるという事
この2つを私の人生のターニングポイントを題材にして記事にさせていただきました。

2回目の投稿になる今回の記事はコチラ。

大学中退から一年半。20歳になった私が思う『大人になるのがちょっと楽しみになる2つのコト。』

たった一年半。されど一年半。
この一年半で、私はとても貴重な経験をしました。
時には立ち止まったり、足踏みをしたり、息が切れる程のスピードで駆け抜けたり。
決して特別なことはして来なかったけれど、
自分の頭で動いたからこその発見がたくさんあった日々でした。

高校生の頃。
なんでか少し大人という生き物が怖かった。
社会という偉大な存在の中で生きる事になる未来に怯えてた。
だけど今は違う。
大人も、未来も、キラキラしていて。
今を一生懸命に生きていこうというチカラと自分の描く未来に可能性が溢れています。

まだまだヒヨッコな20歳。
説得力はさて置いて、年齢性別関係なく。
今少しでも、大人になること、社会に出ることにマイナスイメージのある人達に伝えたい事をこの記事に書き記そうと思います。

社会人だからこそ必要なのは勉強!?"知りたい"キモチ。

知らないものを"知りたい"と思う好奇心はありますか?

何年か前に放送されていた学校物ドラマの作中で「なぜ勉強をしなきゃいけないのか」と質問した小学校六年生の生徒に対して、教師役の女優さんが、こんな台詞を言っていました。

"これからあなた達は、知らないものや、理解できないものに沢山出会います。美しいなとか、楽しいなとか、不思議だなと思うものにも沢山出会います。

そのとき、もっともっとそのことを知りたい、勉強したいと自然に思うから人間なんです。好奇心や、探究心のない人間は人間じゃありません。猿以下です。"

少し言い方は厳しいかもしれませんが、私には全小中学生に聞いてほしい台詞に思えました。

学生の頃、みんなが嫌だ嫌だと言っていた勉強。
私は嫌いではありませんでした。
でも、私だってテストはすごく憂鬱だったし、テキストの問題集を解いたり反復演習をして、
よく分からないものをただただ暗記するのは嫌いでした。

好きだったのは
○教科書や資料を読む事
○先生の話を聞く事
○理解した事をノートに記し、まとめる事

私はインプットすることが好きだったんですね。
そして私にとっての勉強って、そのインプットだったんです。
だから勉強をやらされてるとあまり感じることのないまま楽しく学ぶことができたんだと思います。

じゃあ何故インプットが好きなんだろう。
何故インプットを楽しいと思うのだろう。

そこまで考えて思ったことは、この世界の過去、未来、そして今に巻き起こる様々な物事を知りたいという好奇心が私はとても大きいんだという事でした。

先に話したドラマの先生はこんな事も仰っています。

"勉強は…しなきゃいけないものではありません。”したい”と思うものです。"

現代の教育を否定するわけでも、全ての教育がこうだと言うわけでもありませんが、少なからず私は高校まで公立の学校で過ごしてきて、それぞれの回答よりも、既存の正しさを求められてきました。
日本教育に多く見受けられる『多彩な回答』よりも『多数派の正しさ』を求めるこの体勢が、子供達の"知りたい"や"挑戦したい"、"勉強したい"という好奇心を削り取ってしまっているのかもしれないと、私は思います。
親も、学校も"勉強しなければならない"という正しさを押し付けるよりも"勉強したいかも!"と子供達に思ってもらえるような問題提起をした方が良いと思うのです。

もちろん、
○挨拶はしましょう。
○目上の人には敬語を使いましょう。
○無闇矢鱈に人を傷つけてはいけません。等
と言ったような事は一つの正しさとして、ある種のマニュアルを教えていってもいいのかもしれません。
それはきっと、マナーや礼儀の基本と言ったところでしょうか。
ここがしっかりしているのは、日本の良いところでもあるし、私は尊重したいと思っています。

少し話は逸れましたが、何が言いたいかというと

知りたいと思う好奇心を大切にして勉強することは一生大切にした方が良い

というところです。
子供が正しさだけではなく、自分の頭で回答を導く楽しさを知れば、学生生活の勉強が楽しくなるだけではなく、今後人生で出会う様々な事に"どうしてこうなるんだろう?"、"これはこうかな?"って沢山、好奇心を持って楽しく向き合えるようになるのではないかと、大学を辞めフリーで動くようになってから思いました。

この時のワクワクとした感じって、どうやったら好きな人を振り向かせられるかなとか、どうやって告白したら付き合えるかなとかそんな感じに似てる。

私自身、実際に日々色んなことに好奇心を揺さぶられて思考錯誤を繰り返しながら、このワクワクを楽しんで仕事やプライベートを過ごしています。

大人になっていく中で、いつの日にか正しさばかりを求めて、純粋な心でワクワクする事を忘れてしまった人ってたくさんいるのではないでしょうか。

あのワクワクは子供の頃だけの特権なんかじゃない。
今、大人になったからこそ。
子供の頃、誰にでもあった。
心の奥に閉じ込めた"好奇心"を少しだけ、
勇気を出して引っ張ってくる。
それだけで、いつもは気が付かなかった色んな事に興味が湧いて、可能性を感じることが出来る。
そうしたら、この厳しいと言われる社会を生き抜く日々でも、また明日、新しく出会うかも知れない何かに少し、期待して生きていけると思うのです。


今見えているものがすべてじゃない!カッコいい大人との"出会い"のチカラ。

でも、大人になってから新しい事や、もしかしたら正しくないかも知れない事に突然好奇心で飛び込むなんて、そうそうできないですよね。
それが普通だと思います。

だって、みんなちゃんと学校に行って、自分の未来をしっかり考えて、失敗しないように与えられてきた"正しい"を歩いてきたのだから。

知らないものに一歩を踏み出す。

それは少し怖い事。
私も初めは旅をするのなんか怖かった。
大学卒業という保険を捨てるのは怖かった。
でも人生のほとんどのことって
始めてしまえばなんてことないんです。

そう言われたって、どうしたって足がすくむのも分かってます。
そこで大切なのが"出会い"だと思います。

これは私が"大人という生き物"になる事への恐怖がなくなったのにも繋がるのですが、私の中での大人のイメージって、こんな感じでした。
○責任感がなくてはいけない
○何をするにも人に迷惑をかけず自分でやらなきゃいけない(あまり人を頼ってはいけない)
○社会の流れに逆らっちゃいけない
もちろん本当にそうなこともあるだろうし、大切なことでもあると思います。

だけど、自分の知ってる大人と呼ばれている人は口を揃えて大人とはこうでなきゃいけないと言っていたし、なんだかとても窮屈そうで大人になんかなりたくないなって思ってました。

そんな私がこのイメージを覆したキッカケ。
それは高校卒業以来、私の思うカッコいい大人の方々と出会ったことです。

私が出会ってきた大人の人達は誰も、つまらない他人の評価や意味のない鎖に縛られてなんかなかった。
みんな、苦しいことや、辛いこと、頑張らなきゃいけないこともある中で、自分のやりたいことを生き生きとした顔でやって見せていました。
そこには、年齢も、性別も、国籍もなかった。
誰もが自分の目指す自分になるために一生懸命に生きていました。

その時、私は思いました。
ああ、大人って自由なんだって。
自分の描く未来のために、なんだってできる。
きっと大人って年齢やある一定の基準で決めるものじゃなくて、自分で"これが大人になった私だろう"と思う人物像になれた時、初めてなれるものだと思うのです。

だから、変な縛りや絶対にこうでなきゃいけないなんてこともない。
人それぞれの大人があって、十人十色の大人がいる。

大人になることを怖がったり焦ったりする必要なんてないから、自分が10年後、20年後。
どんな人になっていたいか。
どんな生活をして、どんなことをしていたいか。
そう想像したカタチが貴方にとっての大人で、
それは誰にとっても幸せな未来予想図であってほしい。

大人になることに恐怖心を持っていた私が、そう思えたのは今まで私が一年半、一番大事にしてきた

カッコいいと思える大人の方々と繋がることが出来た"出会いのチカラ"

のおかげ。

旅やビジネスを通じて素敵な大人の方々に出会い、大人の世界は自由であることを知り、私は今ままで知らなかったことに一歩踏み出す勇気が持てました。

分からなかったら、分からないと言っていい。
間違っていたら自分で正解を導きだせばいい。
失敗したら、また立ち上がればいい。
疲れたら、一回休めばいい。
困ったら、誰かに頼ればいい。

それを教えてくれた大人の方々に出会えたから、私にとっての大人は全然窮屈なんかじゃなくなったし、一歩踏み出すことへのハードルをいい意味で下げることができたのです。


誰だってキラキラした大人になることができるし、イメージした未来を作ることは出来る。

別に大それた人にならなくたっていい。
誰もが驚くようなことをしてのけなくたっていい。
自分の在りたい姿でいればいいのだと思います。
きっと、自分を押し殺して間違えることなく完璧に生きることが大人じゃないから。
時にはつまづいたり、転んだり、恥ずかしい思いもしながら、それでも何度でも立ち上がり、一生懸命に生きて、明日にワクワクする。
そんなキラキラした大人に、誰だってなることが出来ると思うのです。


想像してみてください。

自分がカッコいいと思える大人と、生きたいと思える幸せな未来を。








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