あの日の記憶を呼び覚ます。
人生というものは誰しもネタの宝庫だと思う。
私の人生も、もちろん例外なくネタだらけ。
ここ一年と少し、あんまり書き物も写真を撮ることも出来ていなかった。
時間がなかったという言い訳が、1番自分に優しい。
気が向かなかったなんて言ったら、なんとなく自分が嫌になるから。
だけど最近、久しぶりにnoteをまた書きはじめている。
ネタ探しの1番最初にやることは、スケジュール帳を遡ること。
次にやるのは、写真フォルダを見返すこと。
そして最後に、自分のSNS投稿や人とのメッセージのやりとりを見て、
"あの日の記憶"を思い出す。
忘れたくないあの日も、いつかは忘れてしまうから。
きっと、書きそびれているもの、撮り忘れたもの。
消えてしまったもの、無くしてしまったものも
たくさんある。
それでも、意識的に"過去"を何かしらの形で
残していた自分に感謝した。
そこに存在していた"過去"は、
悲しいものから幸せなもの。
美しいものから汚いものまで、
全部全部、リアルで私のものだ。
人の記憶には、残しておける限界がある。
悲しいことに、幸せだったあの日より、苦しかったあの日の方が記憶に残る。
いつか忘れてしまう、忘れたくない幸せな今日を
どうにかして、残していくということは
"過去への執着"とは少し違った、
私の幸せの見つけ方。
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