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行こう、想い描いた未来の先へ

足踏みしていた日々におさらばしよう。


-2019年、夏。


自分の"やりたい"に一歩踏み出したのが3年前。
旅をしてる様な心で日常を過ごすという想いのもと
自らに心トラベラーという肩書きをつけ、
フォトグラファーを中心とした様々な活動を始めて、早2年が経ちました。

2年前の夏といえば、私はまだ19歳で、
高3の終わりくらいから興味を持った旅にハマり
バックパッカーをしていました。
たくさんの旅人と出会い、自由な人生観に触れて、
人生に保険をかけるのはやめたい!と
大学を半年で退学することを決意したのが、この時期で、
それと同時に生活も自立したいと思い、
最近までお付き合いしていた男性と同棲を始めた頃にもなります。

あれから嬉しいこと、悲しいこと。
様々なことがありましたが、
たくさんの素敵なご縁や周りの支えがあって
ありがたいことに、
本当に自由に活動を続けてくることができました。

ですが、やはりフリーの活動だけじゃ
生きていくなんてまず難しく、
二つ、三つとアルバイトを掛け持つ日々。

安定はしているけれど、先の見えない彼との将来。
楽しいけれど、いつどうなるか分からない自分の活動。
知らないうちにこれらは
じわじわと、そして確実に
私の心を苦しめていました。

今の暮らしで、私は理想の未来にたどり着けるのだろうか。
今している活動が、私のフルボリュームなのだろうか。

そんな疑問がぐるぐると頭の中を日々巡って
次第にそれは私の中で大きな、大きな不安へと変わっていきました。

気が付けば、心も体も日々の生活に飲まれる日々で
ただただ、怖かった。
このまま、だらあっと、この日々が続いてしまうのが。
なんとか動かし続けていたこの足が、止まってしまうのが。

止まってしまうくらいなら、
限界まで駆けてみればいい。

でもこの夏、忘れかけてたことに気がつきました。

人生に保険をかけるのが嫌で、
心のままに生きたくて、無謀だったけど
大学を辞め、実家を出た、2年前の自分。

あまりなんでも、人のせいにしてはいけないのだけど

それでも人は、生きる環境やそばにいる人に左右され、完成される生き物だから。

たしかこれは今年の春にも一度思い立って
心を奮い立たせた想い。
だけど今回は、その時より本気だ。

『未来を変えたいなら、

今を変えるしかない。』

そう思ってしまったら
もう私の足は前にしか進まない。

2年という月日を同じ屋根の下、共に過ごした彼と別れ、
長く収入の軸にしていたアルバイトを辞めることを決意したのです。

今はもう冬になろうとしているので、
これは、約3ヶ月前の出来事になります。

もう、次のステージに進もう。

ずっと同じ場所にいるのは、
私には似合わない。

*何度目かの、はじめの一歩。


そんなこんなでこの秋、
私は新たなステージの
スタートを切ることにしました。

9月、10月はその準備とはじめの一歩を
踏み出す期間に当てました。

かなり怒涛だったけど、
ありえないくらい前向きで
どれほどまでに自分の人生が豊かで
幸せか、身にしみて感じています。

先日、10月1日付けで
やっと個人事業主の開業届けを出しました。
19の秋から2年間、フリーで写真を仕事にしてきたけど、
これで晴れて、社会的にも正式にフリーランスになります。

また、10月末日で同棲していた家を退去しました。
荷物を全て実家に置いて、
11月から拠点を作らない暮らしにチャレンジします。

もう何年も、
日常と非日常の境界線がないような生き方で
毎日が旅をしているような気持ちではあったけれど
私なりに、すごく大切にしていた
"帰る場所のある暮らし"を一旦、生まれ育った街に残して。
また、本気で未来を見据えて
一緒に住める大切な人が出来るまで
しばらくの間、家はいらないかなと思ってしまったのです。
私にとって家とは大切な誰かが共に暮らしていることが大切なんだと思います。
(一人暮らしは出来ないと思う...笑)

まだほんの少しだけど、
国内で活動範囲も広げられそうだし
これからがすごく楽しみ。

ちなみに大阪で
ひと風吹かそうかと思ってます。笑

人生100年時代だってさ。


まだね、21歳。
20代もこれから。

この先、結婚もしたいし子供だって欲しい。
世界一周もしたいし、色んなものが見たい。

自分の望む未来は
自分がつま先を向けた方向次第でなんとでもなる。

考えてみたら、カメラを持って旅をしたい。
そう思ったのが今の活動の始まりです。

あれからもう3回目の秋を迎え、冬になろうとしています。
そんなただ漠然とした願望が、
私の中に眠っていた価値観だったり、やりたいこと、想いを掻き立てて、今の私を作ってる。

どれだけ考えたって
何が起こるか分からない人生という旅は
これからも色んなことがあるんだろうな。

悲しかったり、嬉しかったり。
辛かったり、楽しかったり。

そのどれも、過去の自分があってこそ。

『過去を大切に抱きしめて、
今を優しく撫でてあげよう。
そして未来にそっと手を差し伸べる様に
生きていたい。』
これはずっと言い続けてる私の想い。

もう何も恐れずに。

大切に、大切に、また日々を刻んで行こう。

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