令和のインコの飼育事情

30年ぶりにインコを飼い始めて驚いた。
通院・投薬をされている鳥さんのいかに多い事か。

それは昭和の時代と比べたら、医療技術も日々進歩しているのだから、動物の医療だって例外ではないのだろう。

シード(一般的な鳥の餌)では不十分で、ペレット(総合ドライフード)にしなさいという流れだけでも驚いているというのに、インコは定期検診を受けるのがスタンダードだという。そして、体重は毎日測るんだそうだ。

昭和のおばちゃん、頭痛い。

100歩譲って、ペレットと定期検診は理解しました(やるとは言ってない)。
面白いから体重も計ってみました。
40グラムしかないことに驚いた。

冒頭の「投薬」だけど、定期検診などで「菌」が見つかった場合、菌がいなくなるまで投薬を続けるんだそうだ。数週間から数ヶ月、毎日。
下手すると、注射も打たれるんだそうだ。
40gしかない体に。

鳥さんの飼い主さんは愛情深い方が多いから、きちんと通院し、投薬されている方がほとんどだ。
病院に連れていきたくないなんて言ったら、虐待と言われそうな雰囲気すらある。

私も世の中の騒動がなかったら、そうしていたかもしれない。きちんと定期検診、通院、投薬の繰り返し。病院の先生が言うことは絶対で、注射や薬は信頼できるものであると。

でも

世の中の色々に不信感を抱いてしまった今、人間だって躊躇するのにインコに注射・投薬なんて絶対無理。

いや動物なんだから菌ぐらいあるでしょうよ。
調べれば調べるほど、その菌単体で生命を脅やかすものじゃ無さそう。
(他の要因で免疫が落ちていたりしたらあり得るけど)

何でも除菌、殺菌なんてしてたら、それこそ免疫落ちるんじゃないの、動物も人間も。

いろいろおかしいと思って、周りを見てみたら
近年、動物病院がものすごく増えている。

少子化やらステイホームやらでペットを飼う人も増えたのだろうけど、本当に動物のためを思っている病院がどれほどあるのか。物言わぬ動物相手に、儲かるビジネスとして捉えているのではないか。

次から次へと疑問が湧いて、
それを皆不思議に思わないことにも驚いている。

怪我したりしたら、そりゃ病院へ行くけど
注射や投薬が愛情だとはどうしても思えない。

明らか病気になったら、その時はなんだかんだ病院に駆け込むかもしれないし、分からない。

でも少なくとも
元気に餌を食べ、元気に鳴いて、肩に止まって。
そんな毎日なら良いじゃないの、それで。

ほんの少し、にがりを垂らしたお水と
肝臓に良いというミルクシスルの種を2粒
羽がツヤツヤになる素焼きのアーモンドを一かじり。

人間と同じ。
自然と免疫力を上げていくやり方でいきたいと思います。

薬漬けにしてまで長生きしたいとは思いません。
私もインコも。

どこにも言えなくてモヤッとしたから、
ここに書き散らし。







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