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2024/6/1 musikē@KNOCK KOENJI ライブ&VJ振り返り

てなわけで、今回はマシンライブとLiveCodingでのVJをやった。

準備

今回は致命的ではない忘れ物が多かった。
まずUSB-Cが挿さるコンセントを持っていくつもりで忘れた。
USB-Cケーブル自体は常に持っているので、最悪ラップトップから給電してシンセを動かせばいいっちゃぁいいが。
それから手元を小さく照らせるデスクライトも持っていくつもりで忘れた。
暗いとSH-4dのステップシーケンサー周りがちょっと見づらい。
それからLiveCodingする際の高さ調整のためのスタンドも忘れた。
まぁ結果的になくてもちょうど良い高さのテーブルがあったので良かったが、高さが合わなかった場合のパフォーマンス低下は否めない。

以前、手元に出演時の持ち物リストを作成したが、ちゃんとそれをチェックしながら前日夜には準備を終えておくべきだったな。
今回はそれを怠ったのがよろしくないね。

マシンライブ

今回ライブの方は、SH-4d単体で自分なりにアンビエントをやってみた。
一応各トラックの音色とパターンだけ軽く準備してある状態からスタートして、少しずつ音を混ぜ込みながら音色をいじっていく。
そういやパターンモードで操作するの、ライブでは初めてだな。
なんか操作ミスって隣りのパターン再生してしまいそうで、ちょっと不安。
でもやりたいことは各パターンのボリュームコントロールだったりするから、じゃぁMIDIコンでいいじゃんという気もする。
全体的にちょっと大人しすぎて逸脱が足りてないかな。
もっと大胆に攻めても良かったと思うけど、単純に練度不足故か。
同じセットで何度かアグレッシブにいじるような練習をやっておくと、どこまでやっても破綻しないかのラインを感覚として持っておけるんだと思う。

あと、パターンの64ステップ制限は工夫で上限突破できるな。
Padみたいな持続音をLEGATEで打ってるのがほとんどだったから、ステップの分解能下げて尺を稼いでも良かったかも。
PlayMode変えて単調さを回避したりとか、まだまだ工夫の余地があったなと思う。

LiveCoding VJ

VJはいつも通りhydraでのLiveCodingだが、今回は.kaleid()禁止縛りというのをやってみた。
というのも、僕はすぐ何かっていうと.kaleid(6)とかやりがちなんだよなぁ。
その結果の図像が好きだからいいじゃないかと思いつつ、お前いっつも同じやんけと思うところもあるので、今回は敢えて封印した。
毎度の機会を修行として捉えているが、今回はこの制約により工夫が必要になったかな。
ざっくりと以下のような組み方をしてみた。

// 適当なパターン生成1
osc()
.out(o0)

// 適当なパターン生成2
shape()
.out(o1)

// o0とo1を加算したりdiff取ったりmodulationしたり、混ぜ合わせて遊ぶ
src(o0)
.add(o1)
.out(o2)

src(o2)
// ここで明るさやら何やら最終調整
.out(o3)

render(o3)

o0とo1を基本的なパターンのジェネレーターとして使い、o2でそれらを混ぜ合わせて、o3で最終調整する構成にしてみた。
実際には興が乗ってくれば過激にフィードバックしたりモジュレーションしたりをあちこちで繋ぎまくって、でもそれらを一瞬だけ反映させたりして破綻しすぎないようにして、といういつもの感じになる。
なんだかんだで結局のところ、重要なのはリズムなんだと思う。

今回はVJやる時のよくやる構成として、OSCを受ける部分のコードだけ持ち込んでTouchOSC使うパターンで準備した。
しかしどうもUSBケーブルが悪いのか、疎通確認した後に接続が切れてしまって結局使えなかったな。
基本的に画面をミラーリングで出しているので、いざ始まってからトラブっても再接続とかやってらんないんだよなぁ。
大体いつもOSCの疎通確認にも手間取るし、この辺りは改善しておきたい。

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