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ABLE CARRY(エイブルキャリー)の開発秘話 ~頑丈さの秘密編~

前回記事では創業者のサラリーマン時代の悩みがきっかけで生まれた商品とご説明しましたが、当時”重い!”以外にも”すぐ壊れる!”という悩みもあったそうです。
「いやいやこじつけでしょ!」って思わずツッコまれた方もいらっしゃるかもしれません。実際、私も最初は同じように思いました。
ただ、その話をよく聞いてみるとすごく深かったので、ここで書かせていただきます。

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◆なぜABLE CARRYは頑丈さにこだわるのか
創業者は以前、工業デザイナーとして働いていたのですが、PCやノートだけでなく、スケッチブックやカメラなど、街中でインスピレーションを得たらすぐに記録できるように様々なものを持ち歩いていました。

また、オフィスワーク以外にもデザインのヒントを探すために、街に出るなど、フィールドワークも積極的に行っていたこともあり、かなりバックパックを使い込む生活だったそうです。

そのような経験から長時間使っていても”疲れない”・”壊れない”というのがテーマになり、”軽く感じる”ということだけでなく、”頑丈さ”というのも開発するうえで切っても切り離せない重要な要素になっていました。

◆誰でもわかる頑丈な素材とは?
“頑丈な素材”と聞いても専門外の私たちがなかなかイメージするのは難しいと思います。その中で開発チームが注目したキーワードが”ミルスペック(軍用規格)”、”登山/キャンプ”など、誰もが容易に過酷な環境でも使えるとイメージできる素材でした。

その中でまず目を付けた素材がCORDURA(コーデュラ) 素材でした。コーデュラ素材はアメリカミルスペックをクリアしている頑丈な素材としてすでに定着しており、高級なバックパックを中心に多くの頑丈さを売りにする製品で扱われている素材でした。

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◆せっかくならもっとほかの素材も使ってみたい!
CORDURA(コーデュラ)素材を使うことは決まった。でも、これだけだと、他のあまたの頑丈なバックパックと差別化ができない。そんな時、開発メンバーの趣味でもあったアウトドアで使うものの中でCORDURA(コーデュラ)以外の頑丈な生地を探してみたところ、当時注目され始めていたX-PACという生地に着目しました。

X-PAC(エックスパック)とはヨットの帆を製造している世界最大メーカーが海の過酷な環境下でも破れない、その技術を活かして開発された素材でした。
同じ型の商品で価格差はついてしまうけど、皆さんに生地の選択肢を提供するのも面白いかもしれない!この2種類でいこう!
こうして頑丈の象徴にもなっていたCORDURA(コーデュラ)だけでなく、X-PAC(エックスパック)もラインナップに加え、2種類の生地から選んでいただけるような商品ラインナップになりました。

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◆最後に
頑丈さというのはなかなか感じにくい部分だと思います。ほかの商品でもそうだと思いますが、私たちが普段使っている中で直接的に感じられない部分にも開発者や職人のこだわりが多く詰まっているものはいっぱいあると思います。
是非、一度手に取ってそのこだわりを感じてください。

THE DAILY
https://hacesjapan.official.ec/categories/3614163

その他ABLE CARRYの各種商品
https://hacesjapan.official.ec/categories/2227017

実際に商品について紹介した動画をご紹介します(1分53秒あたりから耐久性についての紹介があります)


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