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PTA役員でよかったこと 〜運動会〜

先日、PTA役員をしている息子の小学校で運動会がありました。

感染症対策ということで、例年とは違ったものになりましたが、PTA役員としての出番が少しだけありました。

役員でない人と比べて、やらなければならないことがある、と思うと、なるべくならやりたくないと思う役員ですが、今回の記事では、こういうちょっとしたいいこともあったよ、ということを書いてみたいと思います。

たくさん見れる

運動会は、保護者も児童も密をさけるため、初の試みとなる、学年毎の入れ替え制で行われました。

校庭に常にいるのは6年生だけ。あとの児童は出番意外は教室からモニターでの参加となります。
保護者も自分の子どもが出番のときしか校庭にははいれず、1児童につき1人まで。
学校から運動会のお便りとともに、「参加証」が配布され、これがないと校庭に入れません。

ですが、PTA役員は運動会のお手伝いとして終始参加するので、保護者としての参加証は不要で校庭に入れます。

もちろんお手伝いとして参加しているので、全部を見れるわけではないのですが、PTA役員の子ども達の学年はそれなりにバラけているので、そこは融通しあって、我が子の出番は見に行けます。

というわけで、我が家は夫(保護者枠)と私(PTA役員)の2人が無事に息子の出番を見ることができました。(1人→2人をたくさんは言い過ぎかもしれません?)

また、我が子の出番意外にも、運動会といえば高学年の演技やリレーは見応えもあるし盛り上がるので、我が子がでていなくても見たいと思う方もいるのではないでしょうか。
運動会の終盤のため、後片付けを手伝いながらでしたが(ちょっと手を止めたりもして)こちらも場の雰囲気を見ることができました。(通常我が子の学年のみ→その他の学年も、はたくさんと言ってもいいかな。。)

いい場所で見れる

こちらは、主に広報担当役員の話ですが、広報紙にのせるため、ということで通常保護者が入れない場所に入って、カメラを構えることができます。

私は広報担当ではないので、担当の人がどこまで入っていったのかの詳細はわからないのですが、教室で見ていた児童のところへも、保護者は通常立ち入ることができないのですが、入っていったそうです。

モニターを静かに見ているのかと思ったら、応援にも熱が入って結構盛り上がっていたとのこと。

そして、ありがたいことに、我が子の徒競走の出番を、役員が集合したときの立ち話で離していたら、覚えていてくれて、(広報紙とは関係なく)写真を撮っていてくれました。
私は写真や動画を撮るのと、自分の目で直接見るのを選びきれず?なんだかイマイチなものしか撮れなかったので、後から写真データをもらえて感動。

我が子がしっかりうつっているだけでなく、息子を撮ってる私も一緒にフレームインしているという、素敵な写真が手に入りました。

意見が言える

今回、学年ごとの入れ替え制や、平日開催、午前中だけなど、一度にたくさんの初めてのことがありました。先生方としても手探りなため、保護者の意見を聞きたいようでした。

全保護者にアンケートをとることもできますし、もしかしたら後でやるかもしれませんが、アンケートはアナログな手法(紙を配布)がメインの我が校、とるのはともかく回収や分析となると、なかなか大変だと思います。

そこで、ちらっとその場に居合わせたPTA役員に聞いてみようとなるのは自然な流れだと思います。

せまい校庭なので、入れ替え制は見やすい!とか、保護者1人はさすがに残念なので2人にしたらどうだろう、とか平日開催で給食だしてもらえるのは嬉しい!とか。役員なら意見がどんどん言えます。

きっと、保護者の中には全学年みたい!とかおじいちゃんおばあちゃんも連れてきたいよ!とか、お弁当を家族で囲んで食べたいよ!という意見の人もいると思います。
でも保護者の大多数の人がそう思っていたとしても、PTA役員がそういった意見をもった人でなければ、その声は学校側にはなかなか届かないかもしれません。

最終的に判断するのは学校側になると思いますが、こうしたらどうだろう?という意見が言えて、その意見が採用されやすいというのが役員ならではかな、と思います。

舞台裏も見れる

今回は、平日午前の開催ということや、保護者も来賓も少なめということで、PTA役員のお手伝いもおそらく例年よりは少なかったのだと思います。

主な役割は、こんな感じでした。

・参加証を忘れた人への対応(受付)
・来賓のかたの案内
・トイレットペーパーの補充や消毒液の確認
・後片付けのお手伝い

役員意外に、お父さんの会?みたいなものがあって、こちらもボランティアとして参加されていました。

主に入場整理を担当されていましたが、お揃いのTシャツを着たりPTAより学校外での活動をしていそうな雰囲気。

子ども1人につき1回は必ずやらないといけない、みたいな半ば強制された集まりよりも、やりたい人が任意で集まっている団体の方が動きやすいのかもしれません。。

あとは来賓の方。
どういう人が来賓なんだろうなーって思っていたのですが、地域の民生委員さんとかそういう人のようでした。
なるほど、普段地域全体で子供達を見守っていただいている、ということになるとこういうオープンな時に子供達の姿を見ていただくというのはよい機会なのかもしれません。
でも驚いたのが、来賓の方が「お祝い」などと書かれた祝儀袋を持参されていたこと。学校側が招待して、学校側の収入(?)になるのだと思いますが、そういう慣習?があるんだなと。全員の人が持参されていたわけではないですし、ちらっと見ただけなのですが、後で気になってこういうのはよくあることなのかとインターネットで検索したら、まったくこのあたりだけの慣習というわけではなさそうでした。

役員でもしていなければ知らなかったことです。知ってどうなるというところではありますが、どこかでなにかの役に立つかもしれません。

と、こんな感じで運動会での出来事をもとに、PTA役員だったから経験できたちょっとよかったことを書いてみました。

この記事が、PTA役員に興味があるだれかの、なにかのお役に立てれば嬉しいです。

#PTA #PTA役員 #小学校 #運動会

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