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大改革 3歳ダート路線

はじめに

3歳ダート三冠競走を中心とした2・3歳馬競走の体系整備で2024年より中央・地方の所属を超えた全てのダート適性馬が覇を争う全日本的なダート3冠路線が確立されました

そんな従来の三冠路線ラストイヤーに
ミックファイアが羽田盃・東京ダービー・JDDを完全制覇
トーシンブリザード以来22年ぶりに南関東3冠馬が誕生しました
この結果で地方馬の存在感を強烈にアピールし
2024年以降のダート三冠路線において地方競馬関係者へ
希望を与えてくれた快挙だったのではないでしょうか

ここでは2024年以降のダート三冠路線について解説させていただきます
よろしければご覧ください


新3歳ダート三冠路線

新三冠路線は以下の3競走
1冠目:羽田盃(4月下旬)
2冠目:東京ダービー(6月上旬)
3冠目:ジャパンダートクラシック(10月中旬)
『 3冠ボーナス:8,000万円 』

従来の競走からの変更点もあるので
その変更について記載いたします


従来からの変更点

【変更点】
1冠目:羽田盃 JpnI (大井ダート1,800m)
・格付け:SI → JpnI
・出走性齢:3歳 → 3歳牡・牝
・1着賞金:3,000万円 → 5,000万円

2冠目:東京ダービー JpnI (大井ダート2,000m)
・格付け:SI → JpnI
・出走性齢:3歳 → 3歳牡・牝
・1着賞金:5,000万円 → 10,000万円

3冠目:ジャパンダートクラシック JpnI(大井ダート2,000m)
・競走名:ジャパンダートダービー → ジャパンダートクラシック
・実施時期:7月上旬 → 10月上旬
・出走性齢:3歳 → 3歳牡・牝
・1着賞金:6,000万円 → 7,000万円

それに伴い各競走への前哨戦の充実化もされました
またイメージしやすいように中央3歳路線でいうと
どの辺りの競走に相当するのかも併せて記載します


ステップレース

1月中旬
ブルーバードカップ 船橋1,800m JpnⅢ
イメージ:京成杯・きさらぎ賞
優先出走権なし

2月中旬
雲取賞 大井1,800m JpnⅢ
イメージ:弥生賞・スプリングS
羽田盃の優先出走権
5着以内に入ったJRA及び地方所属馬の上位各2頭

3月中旬
京浜盃 JpnⅡ
イメージ:弥生賞・スプリングS
羽田盃の優先出走権
5着以内に入ったJRA及び地方所属馬の上位各2頭

ユニコーンステークス GⅢ
イメージ:青葉賞
実施時期・競馬場・距離未定
東京ダービーの優先出走権
2着以内に入ったJRA及び地方所属馬の上位各1頭

9月上旬
不来方賞 盛岡2,000m JpnⅡ
イメージ:神戸新聞杯・セントライト記念
1着馬にジャパンダートクラシックの優先出走権

その他に以下のレースも前哨戦に指定されています
スターバーストカップ
クラウンカップ
東京湾カップ
黒潮盃
レパードステークス


まとめ

キャッチフレーズの『芝かダートか』通り
芝路線に遜色のない路線が整備されたのは
ダート馬にとって嬉しい出来事ですね

この改革をきっかけに
地方競馬の活性化
ダート血統種牡馬の需要アップ
これらの発展に繋がってくることを期待しています

長くなってしまいましたが
お読みいただきありがとうございます

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