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米大手半導体エヌビディア。またもアメリカハイテク企業に独禁法が直面。

[ニュース元記事]

【ニュース要約】
・米半導体大手「エヌビディア」の英半導体設計会社「アーム」買収は失敗に終わる見通し。
・買収失敗は、米国、欧州の独占禁止法上の問題に直面したことが理由であるとのこと。

【Must-see ニュースな理由】
「エヌビディア(証券コード:NADA)」はアメリカ時価総額9位の大手半導体企業です。
独禁法違反を理由にエヌビディアによる企業買収、M&A買収案件はまとまらぬ様子です。
これはエヌビディア固有の問題ではなく、GAAF=グーグル、アップル、アマゾン、メタプラットフォームズ(旧:フェイスブック)などアメリカのハイテク企業全般が抱える問題です。
これまで急成長を続けるアメリカハイテク企業は、収益性の高い他社を買収することでその時価総額を伸ばしてきました。
しかし、こうした米ハイテク企業の企業買収に対して欧米の公正取引委員会の差し止め要求が増えています。

更に昨年から既に明らかとなっている事柄ですが、アップルの「App Store」、グーグルの「google pay」、アマゾンサイトの課す手数料や自社に優位に進めるアルゴリズムなどにも独占禁止法、公正取引委員会が入り各国で訴訟が争われています。

これまでアメリカ株価を支えてきたナスダックが先駆けて下落する一因として、こうした今後のアメリカハイテク企業と各国独占禁止法に関する先行き不透明感があります。





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