クシダタケシ ※嘘は必ずメクれる。
私がついてきた嘘でメクれなかった
嘘はあるだろうか、、
ハテハテ、、分からないな。。
けど、ついた嘘で、確実に、
「あ、バレたな」という心当たりは、
無数にある。今回はそんな話だ。
今もそうだが、私は見栄っ張りだ。
こんな年齢にもなって、
その性格は、やっかいだ。
昔、こんな事があった。
小学校の同級生で、クシダタケシ、
という帰り道が同じ友達がいた。
ある日、クシダん家に行くと、
今でいうこんな奴の宝箱Verがあった。
![](https://assets.st-note.com/img/1665234627790-oHOZsVvbeK.jpg)
クシダタケシは言う。
「おい、こん中開けてみ?」
その中身を空けてみると、
当時流行っていた、ミニ四駆や、
プロケッツのスニーカーやらが、
沢山、詰め込まれていた!!!
見栄っ張り根性で、私はつい、
口走ってしまった。
「俺んち、ヘリコプターあるよ」
まぁ、あるわけない。父親は設計士だ。
クシダタケシも、負けていられない。
「ん?俺んち動物園あるよ」
クソ!!もう引き出しがない。。
私は言った、、、
ほんじゃ、見に来いよ、、、
言ってしまった、、、
引き出しが少ないのは、
嘘つきにとっては致命的だ!!うぅ、、
当然、クシダタケシは、「YES」だ。
私とクシダタケシは、当然、
私の家へと向かう。。。
道中、私は自分を呪った。。。
「あんな、嘘つくんじゃなかった」と。
クシダタケシは、こういった。
おい、〇〇(私の名前)!!!
ヘリコプター、どこだよ!!
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私は言った。
「今、とーちゃんが乗ってんだよ!」
なんと、ヘリコプターに乗る
設計士の誕生だ!!
そんな設計士、後にも先にも、
聞いたことないwww
嘘は、嘘で塗り固められると、
その時、初めて体感した、とさ。。。
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