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『年代別集積論の不確実性とプロバガンダについて』

『年齢とは行政がその処理の便宜上定めた仮の制度であり年齢事態に何の意味も価値もない』というのが持論。 というのも今朝何気なく目に入った某大手酒造メーカーのサプリメントの広告に違和感を感じたからである。 『60代友達が急に老け始めた』。 これは或る健康補助食品の広告だがこの広告には一つだけ大きな誤りが有り、その誤りを認識していながらもそれを敢えて公表せず隠匿している時点でその行為事態に違法性が認められ且つ司法がそれを見逃している事実に私は激しい憤りを覚えざるを得ない。 人を年代で区別するのは根本的に間違いである。 例えば同世代だとしても地域や生活環境によって得られる結果は全く異なる。 それを同じくするのは明らかにプロバガンダでありインプリンティング(擦り込み)である。 人は年代や性別で分類や分析できる程、簡単な存在ではない。 同世代でも肉体労働者と頭脳労働者では栄養摂取率や栄養運搬率は異なる。 それはライフスタイルにより必要栄養素量が違うからである。 肉体労働者に必要なのは体力と持久力である。 頭脳労働者に求められるのは思考力と分析力である。 勿論肉体労働者にも思考力と分析力は必要だし、頭脳労働者にも体力と持久力は必要だがその比率はそれぞれ違う。 このライフスタイルというのは実はとても重要な意味を持つ。 ライフスタイルによって五感情報が求める情報が違うからである。 朝型人間と夜型人間では得られる五感情報が違う。 だとするとそれらが求める五感情報も違う。 それらが違えば体が求める栄養も違うし運搬率も違う。 つまり同世代でもライフスタイルにより求める物は違うのである。 それを年代で統一しそれを必要だとする広告は明らかな詐欺行為である。 一番恐ろしいのはこういう詐欺広告に騙される人が後を絶たずそれを摂取しても改善されぬ自分に自分自身が落伍者の烙印を押しそれが元でお心を病む事である。 そうなると既にこれは社会的病理現象の元凶と言わざるを得ない。 それら栄養補助食品に頼らずとも人間の体はそれらを維持し改善する力が内在されている。 私はこれからもその人間が本来持っている健康になろうとする力を最大限に引き出しお心の安定に努めていく所存である。

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