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『人間が地球上で生き残る為に必要な事』

『理解』とは『理を解する』事。

そして『理』とは『ことわり』と読み
『心の向き、在り方』を指す。

つまり『理解』とは『人の心の向き、
在り方を解する』事です。

そしてこの『理解』とは生物学的に
『生来型遺伝子的理解』と『学習型経験的理解』に分かれます。

『生来型遺伝子的理解』とは生まれ持った両親の遺伝子を引継ぎ更に生育環境の中で得た経験や知識によって得られる理解の事。

『学習型経験的理解』とは生育環境を離れ
親元から自立し様々な外界の刺激を受け
色々と経験をした上で得られる理解の事。

人間はこの二つの理解を
使い分けながら生きている。

然しそのバランスは迚も難しく
時に著しい偏りを見せる。

それは人間が理性と欲望と言う
二律背反な物を心に同梱させている事に起因。

それ故に人は悩み苦しみ
その中で選択し学習し理解を深め
そして進化進歩し現在に至る。

だが其は人間がこの地球上で
地上の覇者として生き残る為の物。

生物学的に動物的共栄主義は
生来人間には備わって居ない。

集団で事に当たるのは
より効率的に物を処理し
個を維持できるから。

この場合大事なのは集団ではなく
其が個の集合体であるという所。

元々が集団である物と
元々が個である物が
集団となった物とでは
考え方は全く異なる。

動物や魚類は元々集団で移動し
集落を持ち食料的依存性の高い集落であり
それがなくなると移動という生活を営んでいる。

今でも遊牧民族はその風習を残しているが
現代人の殆どは居を構え其処から移動せず 居は移動させず食物を求めて人間自身が移動し
其を得て居に持ち帰る。

移動型住居の場合大事なのは
住居を移動させる労働力であり
其は人との繋がりである。

されど定住型住居の場合必要なのは、
定住を維持させる収入であり労働力ではない。

これが人間が群れではなく
個で生活を営む最大の理由である。

共同生活を送っていても
同じ屋根の下に住んでいても
現代人は”個”である事を好む。

これが人間と動物の違いである。

地球が誕生し46億年以上が経過。
その中で人間が生まれて今までの歴史は
ほんの星の瞬き程度でしかない。

それ以外の地球史を作ってきたのは
人類以外の生物である。
謂わば地球上で 一番の新参者が
地球で虚勢を張るのと同じ。

最近の天変地異を見ていると
新参者の蛮行をガイヤがお怒り
のように見えてならない。

新参者は新参者らしく
大人しくしていなさいと
叱責を受けている気がする。

このまま人間が傍若無人なる
振る舞いを止めず地球環境を壊し
生態系を壊し続けたら最終的には
地球にとって寄生虫と判断され
淘汰されるのはもう目前であろう。

その前にその事に現代人は気づき
全ての生き物との共存共栄の道を
模索すべきだろう。

そう考えた時原発が不要である事は一目瞭然。

本当に人間が生きる方法は
原発を活かす事ではなく
地球と共存共栄していく道を探す事。

それ以外に人間が
この地球で生き残る道はない。

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