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『感情の伝搬性と常態行動心理学及び其の弊害について』

良く穏やかな人の近くにいると気性の激しい人でも大人しくなると言います。 逆に気性の激しい人の近くにいると普段穏やかな人でも心落ち着かなくなり苛々すると言います。 これは感情における伝搬性と場の共有率及び生物学的生存本能が成せる技です。 感情の伝搬性については以前ソチ五輪の女子フィギュアSPの項でご説明を差し上げましたので割愛します。 とても穏やかな人やとても気性の激しい人はその人の存在だけでその人の回りにいる人々に与える脳刺激は相当な物になります。 それがプラスに働く人の場合その人の回りに輪が出来ます。 即ち場が形成されます。 翻りそれがマイナスに働く人の場合はその人の回りに輪が出来ず人は離れて行きます。 穏やかな人の回りには穏やかな人や自らの気性の荒さをマイナスに考えている人が集まります。 気性の激しい人の回りには気性の激しい人や自らの穏やかさをマイナスに考えている人が集まります。 更に言えば気性の激しい人や逆にとても穏やかな人は其の中心にいる影響力の強い人の気性に合わせる事で自らのパーソナル・カラーを希薄に出来る為に生物学的な生存率をあげる事が出来ます。 これが逆だと自分の存在が目立つので回りから攻撃を受けやすくなります。 されど元々気性の荒い人や逆にとても穏やかな人の回りに逆のベクトルを持つ人がいると刺激は受けますが違和感を感じそれをストレスと感じる人も居ます。 其の場合は逆にその場に居る事はマイナスに作用します。 更に長くその場に留まっていると当然の事ながら受ける刺激の量は常態化によりどんどんと減少していきます。 すると場の共有率は下がり場の影響力も失われていきます。 結果的に人の輪が解消され中心にいた人の存在価値も薄れていきます。 これが有名人が人気が落ちて場末の人になる一番の理由です。 そうならない為には自己の持つ多面性を深く知り其の多面性を相手に見せる事です。 その事により求心力を持つ事が出来ます。 この方法により私は所謂指導する立場の方々に如何に求心力を持って場を収められるかをご指導差し上げています。

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