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『standardがstandardではない根拠』

最近ネットを見ていると迚も
不愉快さを感じる物が
目に飛び込んでくる。

其は『○○の行動』

例えば『彼氏に嫌われる10の行動』とか
『彼女が惚れる20 の仕草』等。

ではその平均値はどの場所で
どの世代でどれくらいに期間の
調査なのでしょうか?

例えば嘗て巷を騒がせていた
『壁ドン男子』に関しても
私の回りの女子方々は
全員拒否であった。

中にはその行為事態に
恐怖を感じ、
脅迫罪で訴える方も
居られました。

所謂暴漢や痴漢に襲われた
経験のある方の中には
男性恐怖症の方も
少なくありません。

その方々には『壁ドン男子』は
恐怖対象でしかありません。

同じ事は医療系にも言えます。

所謂正常値や基準値と
呼ばれる物の殆どは意味をなさない値。

例えば頻尿。

一日にトイレに行く回数で
頻尿かどうかを計る計り方は
私には正気の沙汰とは思えない。

膀胱の貯水率や腎臓の解毒率、
季節や運動で変わる発汗率等を
これらの正常値は抜かしている。

夏場より冬場、肉体労働より
デスクワークの方が明らかに
トイレに立つ回数は増える。

其を頻尿と判断されるなら
世の中頻尿患者だらけである。

私の場合、一日のトイレにいく回数を
克明に記録させ週ごと、月毎の平均をとる。

その平均を越える回数が増えた場合
初めて頻尿を疑うべきである。

間違っても一日にトイレに行く回数で
頻尿かどうかを決めるべきではない。

この他にも明らかに
この正常値設定は
おかしいだろうとする
正常値設定は多く存在する。

そしてそれらの正常値に
振り回され其れが原因で
鬱や人格障害を患われる方も
年々増えている。

そう言う方々のお苦しみを
軽減し改善に向かわせるのも
我々心理職の大事なお務めである。

私はこれからも一人の心理職として
間違った正常値設定は断固反対し
同胞が無理なく暮らせる環境作りに
寄与したいと願う。

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