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『自覚』

『自覚が足りない』とか
『自覚を持ちなさい』と
相手を叱責する場面に遭遇したり
それを言われた人から
御相談を受けます。

『自覚を持てない』と。

されど私はその方々に申し上げます。
『それは当たり前です。
自覚は持つべき物ではなく与えられる物』と。

相手は最初きょとんとした顔をしています。

何故『持つべき物ではなく与えられる物』
なのかを理解できないからです。

それは『自覚』が己からは
見えない物だからです。

『自覚』とは『自ら目覚めさせる』事。
然し『己自身が自らを目覚めさせる』とは
ありません。

『自らを目覚めさせる』為には
『自らを見つめる視点』を
持たねばなりませんが
生憎自分自身からは
『己を見つめる視点』は得られません。

物理的にも『己を見つめる』為には
鏡と言う存在が必要不可欠。

鏡なしに己自身を
見つめる事は出来ません。

されど他者は違います。

他者は鏡を使わずとも相手を見れます。
故に『自らを目覚めさせる』事が出来る。

そうご説明を差し上げたら
迚も得心されました。

それからは『自覚』をもてるようになり
『迷いの迷路』から脱せたたようです。

大切な事は
『正しい自覚を与えてくれる鏡を持つ事』。

その為には己の持つ
自己の多面性を知る事は
必須条件となります。

己の持つ自己の多面性を
深く知る事は鏡が鏡として
きちんと機能しているかどうかを
様々な角度から見る事で
確かめられるからです。

本当に自覚を持ちたいならば
正しい鏡を持ち己の持つ
自己の多面性を知る事だと考えます。 

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