『矛盾の矛盾〜論理的整合性に潜む罠』

論理的整合性について
多くが誤解をしている。

其は整合性に好悪が
関係している点。

論理的整合性は
論理の組み立てにより、
可変的に変化する物で
普遍性は無い。

論理の組み立てで
整合性は大きく変化。

抑、矛盾の言葉の
成立を見れば解る。

何方も最強と謳われる
盾と鉾を戦わせ何方が勝つか?
その論理的非整合性こそが矛盾。

然れどこの話自体に
矛盾点がある事に誰も気づかない。

其は其々の武器防具を
持つ者の力量である。

武器や防具はその強度のみで
優劣は決まらない。

武器や防具は
使う者の技量により
優劣が決まる。

最強と謳われる剣も
素人が持てば
単なる鉄の塊に過ぎぬ。

翻り歴戦の戦士なれば
単なる同田貫でも
抜群の殺傷力を持つ。

つまり武器の強度のみで
勝敗を喫する事自体が
矛盾している。

矛盾の言葉が持つ矛盾とは正にこの事。

同じ様に論理的整合性も
好みにより正誤が別れる。

基本的な論理学的整合性は必要だが、
其以上は受ける側の好悪に委ねられる。故にやたら論理学的整合性を持ち出す事は愚の極みである。

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