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『常態行動空間存在言語心理学に於ける影響』

人を馬鹿だと揶揄する人間は馬鹿であると良く昔から言われるがその理由をご存知だろうか?。 それは空間存在言語に於ける馬鹿という言葉の占有率が他と比べて高いからである。 空間存在言語とは我が造語である。 人がいる空間で話される一語一語の言葉に於けるその場の占有率の事を指している。 人の事を直ぐ馬鹿という人はつまり五感で常、馬鹿という言葉を感じている為に無意識に人に対して馬鹿と言ってしまうのである。 五感で?耳でじゃないの?思われるかもしれませんが実は違います。 赤子が成長過程に於いて言葉を習得するのは耳で声を聞いているからだけではない。 五感で言葉を多角的に認識しているからです。 人が物を覚えるのは脳だけではない。 人が物を覚えるのは五感を通してである。 子供は大人程バイアスが掛かってない分、 記憶阻害要因がない。 故に赤子の頃は飛躍的に記憶をして行く。 お乳をあげるその時、赤子は母を見る。 お乳の味と乳首の感触、母の匂いと母の顔。 その時、母が言葉を発していれば言葉も。 その全ての五感情報により赤子は母を母と認識をするのである。 逆を言えば赤子が父親を父親と最初認識せず父親が迫ると足音を聞いただけで突然泣き出す理由も此処にある。 つまり母より父は子と接する時間が少ない。 故に赤子が得られる五感情報も少ない。 人は情報が少ないと警戒する傾向がある。 それは人間が知恵以外の武器を持たぬ故。 故に赤子の脳は父を敵と看做す。 故に泣く事で結界を作り場から追い出す。 その事により我が身を守らんが為である。 話を元に戻しましょう。 人を馬鹿と直ぐ言う人はその人の環境の中で馬鹿と言う言葉が他より多く存在している。 その存在を五感で感じる。 耳は勿論、目も鼻も舌も手もそれを感じる。  馬鹿と言う言葉を耳にする時に物を見る。 視覚と聴覚により馬鹿と言う言葉を覚える。 馬鹿と言う言葉を耳にする時に薫りを嗅ぐ。 嗅覚と聴覚により馬鹿と言う言葉を覚える。 馬鹿と言う言葉を耳にする時に物を食べる。 味覚と聴覚により馬鹿と言う言葉を覚える。 馬鹿と言う言葉を耳にする時に何かを触る。 触覚と聴覚により馬鹿と言う言葉を覚える。 その機会が増えれば増える程に脳にその言葉が定着していく。 これが『人を馬鹿だと言う人は馬鹿』である常態行動心理学的根拠である。 それを避ける為にはどうすれば良いか? 反意語を使えば良いのである。 例えば親が子供に馬鹿だと言った場合。 その場はそのままにしておいて何らかの折に親御さんを誉める。 最初は頭がおかしくなったんじゃ無いの?と揶揄されてもそれを繰り返す。 すると精神的等価交換の法則に則り親は子供を馬鹿だと言いにくくなる。 これは出来れば家庭内で馬鹿だと言う人全てに於いて個別に行うと効果的である。 全体的に行うとその効力が薄れて常態化しやすくなるからである。 

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