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『コロンブスの卵に学ぶ心理学』

『コロンブスの卵』の話は
恐らく多くの方が一度は聞いた事が
あろうかと思われます。

このお話で大事な事は『気付く事』。

言われてみれば誰もが納得するけれど
言われなければ解らない。

その『気付き』こそが
新大陸発見と言う偉業を
成し遂げたと教わった人は
多いかと思われます。

勿論『気付く事』は冒険家にとって
とても大事であり現代のビジネスマンに
とってもとても大事な事であります。

『コロンブスの卵』のお話が
ビジネス書の成功哲学の一つに
数えられているのも確かに納得が行きます。

されど常態行動心理学的に考えると
『コロンブスの卵』の解釈は少し異なります。

常態行動心理学的『コロンブスの卵』の
解釈は『プレゼンテーション能力』に
ありという事です。

恐らくコロンブス程の偉人ならば
驚異的な集中力で何も手を加えず
卵を立たせる事も不可能ではなかったと
推察されます。

然し其では単に『コロンブスは特別な人』で
終わってしまい其処からの発展は望めません。

コロンブスの凄い所は
『誰にでも容易に卵を立たせる方法を
呈示した点』にこそあります。

つまり現代でいう所の
『プレゼンテーション能力』です。

もしもコロンブスが卵の底面を
潰さずに卵を立たせていたら
コロンブスは凄い人という
称賛だけでなく嫌味な人という
悪い評価を得ていた可能性もあります。

されどそれを彼はせず
『卵の底面を潰して立てる』と言う
『誰にでも容易に卵を立たせる方法』を
呈示する事により反感を買わずして
称賛だけを得る方法を呈示する事が
出来たのです。

そしてこれは『新大陸を発見する事』と
言う偉業にも繋がります。

つまり『誰でもfrontierspiritsを持てる』事を
コロンブスは『卵を立たせる』手法で
示したのです。

その事で乗組員達のアドレナリンを放出させ
疲労感やストレスを軽減させ開拓者精神を
高めさせ偉業を成し遂げる事が出来たのです

実はこれこそが尤も我々がコロンブスから
学ぶべき『businessskill』だと私は考えます

Presentationskillとそれに伴う牽引力。

これこそがコロンブスが偉人となり得た
一番の理由であり今も語り継がれる理由だと
考えます。

その意味に於いて我々心理学者も
同じだと考えます。

同胞の悩みや苦しみに対して
誰でも行えるやり方で解決に導く。

実にシンプルですがいざ
実行しようとすると
難解で困難です。

されどそれを行わずして
心の闇を払う事は叶いません。

私はこれからも『コロンブスの卵』の教訓を
忘れずに常態行動心理学者として
精進を重ねて行きたいと考えています。

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