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『記憶と理解』

『記憶と理解』というと相反する関係に思えるかもしれませんが実は『記憶と理解』は密接に関わっています。 記憶には瞬間記憶と定着記憶の二種類があります。 瞬間記憶は対象物を見た瞬間それが何であるかを認識する為の記憶。 定着記憶とはそれが何であるかを認識後それを脳に留める為の記憶の事です。 実は後者の『定着記憶』と『理解』がとても密接に関わっています。 そして『認知症』の原因も実は此処に有ります。 先の私がお示しした記憶術は単に記憶する対象物の記憶の幅を広げるだけが目的ではありません。 記憶の幅を広げる事は記憶する対象物への理解を広げる事でもあります。 例えば年号を覚える際に単に数字として捉えるのではなくその時代の人の思考や思いを『理解』する事は『定着記憶』には欠かせない行為です。 数学の公式を覚える際にも何故その公式が必要であるかを『理解』する事がより深く記憶をする為に必要な事です。 そしてこの『理解力の低下』こそが『認知症』の元です。 『認知症』とは『記憶力の低下』ではなく『理解力の低下』が原因なのです。 ならば『理解力の低下の補助』をしてあげれば『認知症』は軽減されます。 人間の細胞は死滅と再生を繰り返しています。 経年と共に死滅率が上昇し、再生率が低下します。 それ故に記憶細胞も減少しそれが『認知症』へ繋がります。 されど細胞は『刺激』により分派し増加します。 勿論経年によりその生成率は落ちますが死ぬまで生成し続けます。 その為に必要なのは常、『刺激』を与える事です。 されど問題はその『刺激』の与え方です。 それを間違えると逆にその刺激がストレスとなり細胞再生力を落とします。 我々は長年の研究により個々人に適応した『正しい刺激の与え方』を御伝授し認知症改善に努めています。 認知症はお薬では改善されません。 日々の暮らしの中での刺激の与え方により改善します。 それをどうか忘れないで下さい。

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