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『常態行動心理学的表現療法の効能』

表現療法の代表的な物は『箱庭療法』だと思います。 砂を入れた箱の中に用意されたフィギュアを自由に配置しジオラマを作ります。 その作る過程や作り上げたジオラマから同胞の深層心理を探り心の病の根元を見つけていく療法です。 私はこれにイマジネーションを加えた『ジオラマ療法』にて更に自由度を広げました。 『ジオラマ療法』において必要な物は只一つ。 己の創造力のみ。 そしてもっと大事なのは己の創造力を表現する表現力。 創造力は無限大でも表現力は大抵有限で最初は狭い。 その表現力を徐々に広げていき己の見せ方を変えていきます。 己の見せ方を変えればそれを受ける受け手の受け取り方が変わります。 受け取り手の受け取り方が変われば接し方も変わります。 そうやって場を変えていきます。 勿論表現療法はこれだけではありません。 人間の心を表すツールは凡る所に転がっています。 錬金術士が目の前にある物全てを錬金出来るように我々心理職の人間は目の前にある凡る物で自己表現をさせていきます。 故に場所やツールを選びません。 何故なら人が何かを持った瞬間から既に自己表現は始まっているからです。 何を選びどのように持つか?それが既に自己表現となっています。 例えば缶コーヒー一つでも持ち方や飲み方でその人の心の奥底を覗く事は出来ます。 逆を言えばそう言う所から情報収集ができなければこの仕事はできません。 我々は此からも『心の錬金術士』として凡る心のあり方を変えていきたいと願います。

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