見出し画像

『自己否定は自己肯定』


常態行動心理学においては『自己否定』は『自己肯定』と認識されています。 先ず『自己否定』の定義について。 『自己否定』には二種類有ります。 『収束型自己否定』と『拡散型自己否定』。 前者は自己否定の責任の所在を自らに求め自らを滅する事でその苦痛から逃れようとする型。 後者は自己否の責任の所在を他者に求め他者を滅する事で自己を生かそうとする型。 先日の無差別ひき逃げ事件の犯人は此の後者に該当します。 されど冒頭に申し上げた通り『自己否定』は激しい『自己肯定』です。 何故なら『自己否定』は『他者否定』だからです。 多くの『自己否定型人間』と関わってきた私は『自己否定型人間』の殆どが自らの存在を有形無形の形で『否定』され続けた人達である事が解りました。 親兄弟や近隣者から受ける『他者否定感情』に影響を受けた結果『自己否定感情』に転換され『自己否定型人間』となるcaseが殆どです。 回りの人の多くは『そんな事はしていない』と異口同音に口を揃えますが心理職の人間の目は誤魔化せない。 『自己否定型人間』を作り出しているのは間違いなく『他者否定型人間』です。 されど逆を言えばそれこそが『自己否定型人間』が『自己否定型人間』とならなくてよい最大の理由です。 何故なら『他者否定』は『他者肯定』だからです。 『他者肯定』しているからこそその存在の大きさに生物学的生命危機を感じそれを払拭したいが為に『他者否定』をして排斥しようとしているのですから。 『自己否定型人間』の多くは実は『他者肯定型人間』なのです。 それを多くの方々にお教えしお導きを差し上げる事も又、私の仕事でありそれが社会逸脱行動防止に繋がり犯罪抑止に繋がると私は信じています。 犯罪を減らす方法は唯一『他者肯定』だけだと私は考えます。 世界中の人々が皆、『他者肯定』出来れば此の世界から凡る争いはなくなります。 私一人の力等微々たる物ですがそれでも何もしないよりかは遥かにましです。 これからも私は私なりのやり方で少しでも貢献していきたいと考えます。

サポート頂いた方の思いを私なりに形にし世界へ発信していきたいと考えています。人は思いによって生かされている事を世界へ発進する為の資金に使わせて頂きます。