見出し画像

『常態行動家族位相心理学的位相性自己消失症候群』

Oedipus Complex(近親憎悪)は
本来他者に向けられる物。

娘の美貌に嫉妬する母親や、
娘の美貌に邪な感情を抱き、
屈折した愛情(偏愛)を向ける父親、
或いは息子の美貌に
邪な感情を抱く母親や
息子の美貌に嫉妬する
父親から受ける性的及び
肉体的更には精神的虐待の事。

多くは親の子への偏愛的な
愛情の傾け方が原因。

然し此処へ来て新たな兆候が
昨今で始めて来た。

其が表題にある位相性自己消失症候群。

例えば家族に子が生まれる。
夫婦には始めての子。
祖父母には始めての孫。

二家族には始めての子は正に宝。
故に夫婦も祖父母も猫可愛がり。

子供はそれが始めての子供だから
可愛がられていると言う認識は勿論無い。

故に何の疑いもなく
親や祖父母の愛情を一身に受けて育つ。

此処までは何の問題もない。
然れど問題は此処から始まる。

その下に更に子が生まれる。
すると今度は最初の子の
Family social positionが変化。

最初の子は長子となり
我慢を強要される。

お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからと。
それは色濃く残る日本独特の家制度が
まだ精神的に残っている事に起因。

子宝と言う言葉にも名残を見てとれる。
つまり生産力の増強。

子供が増えれば増える程
長子は端に追いやられ
我慢を強いられる。

すると子供心に良い子で無くてはならないと
思わざるを得なくなり幼少期より仮面を被る事を
早くに覚えざるを得なくなる。

然し思春期になると
自我が目覚め始める。

すると仮面を被る事に
違和感と拒絶を感じる。

それが思春期に見える
子供の暴走行為。

それを親が理解せず無理矢理押さえ込む。
擦ると今度は燃え付き症候群気味となる。

幼少期は経済力も知力も経験等もない。
すると親に従わざるを得なくなる。

それが燃え付き症候群を発症させる。

その後は何かにつけて守りに入る
性格となり人との関わりを
必要以上に求めなくなる。

人との関係において熱くなる自分を
諌めて熱くなりすぎぬようにする。

すると人間関係も自ずと希薄となり
それが更に己の存在意義に対する希薄さを生む。

恋愛も守りに入り所謂
正道を行かず横道に逸れる
恋愛を好むようになる。

されど正道ではないので社会的、
規範的には認められず
更に己の希薄さを生む。

その結果自暴自棄となり
犯罪に手を染めて
完全に人生を崩壊させる人間も少なくはない。

この原因は何処に有るのか?
やはり原因は親の愛情の傾け方に有る。

第一子に対して過剰な愛情を注がぬ事。
第二子が生まれても愛情を均等に与える事。
必要以上に我慢を長子に強いる事をしない。

これによりこれらの状況は改善される。
されどそれは親御さんに与える助言である。

既に過去形となった当人には使えない。
なればどうするか? 今の自分の多面性を知り
過去を上書きする。

過去も未来も現在を基軸にせぬ限り存在し得ない。
ならば現在を変えれば過去も未来も変わる。

負の遺産等人生には不要。
現在を変えて過去の遺産を清算すれば良い。

私は私自身の独自理論により
これらの過去を持ち今も苦しむ方々に
ご助言を差し上げ、過去を上書きしている。

私はこれからも一心理職として
この問題に取り組んでいきたい。

サポート頂いた方の思いを私なりに形にし世界へ発信していきたいと考えています。人は思いによって生かされている事を世界へ発進する為の資金に使わせて頂きます。