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『人が嘘をつけない常態行動心理学的根拠』


先日も心理職に嘘は通じないというお話を差し上げましたが今日はその続き。人は嘘をつくと必ず体の何処かに変化が出ます。例えば賭博等で『ポーカーフェイス』といって顔色一つ変えない戦術がありますが残念ながら我々プロにはポーカーフェイスは通じません。何故なら嘘をつく必要のない場面で人は相貌を崩してはいけない理由が見つからないからです。裏を返せば嘘をつかなくてはいけない場面で人は相貌を崩しません。それが嘘であるか否かは相貌の強度で解る。嘘を突き通せば相貌の強度は落ちます、逆に真を付かれたら相貌の強度はより強くなります。例えばこれは意見に於ける同意と反意の時の判断にも使えます。人はその意見に同意を示す時は素早く同意をします。されどその意見に同意できない場合は必ず一拍間が空きます。その一拍の間こそが反意の証。これが上手い人になると一拍を置かずに同意する兵もいますがその時は顔の向きと目線の無期を見ればよい。即座に同意を示してもやはり心は正直です。嘘を見抜かれまいと顔と視線は敢えて外されてます。更に言えば普段の同意の時にはない不必要な笑顔しかも瞳を閉じた笑顔が増えます。これも心を読まれたくない場合の拒絶反応の一つ。実はこれ以外にも嘘を見破る方法は幾らも有ります。面白いのは余りにも解りやすい嘘の付き方をする人は要注意。その嘘の裏に更なる嘘を隠している可能性があります。木を隠すには森の中。嘘を隠すには嘘の中。くれぐれもご用心を。

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