『古いが新しい』

先日驚くべきニュースが入ってきた。
往年の名機『Sharp X68000』に
往年の名作『日本falcom arlie collection』
が発売されるというニュースである。

『X68000』と言えば我々世代には憧れの的、
当時その美麗なグラフィックとサウンドは
同時期のパソコンの其れとは一線を画して、
所有者に羨望の眼差しを向けた物であった。

私の周りには生憎所有者は居らず、
生でその存在を確認した事はない。

最近、エミュレーターがでた事を知り、
初めてソフトに触れたがやはり格の違いを
見せつけるグラフィックとサウンドは、
40年近い歳月が過ぎても健在であった。

確かに今のコンシューマ機に比べれば
全てにおいて見劣りする部分は否めない。

だが当時にして今のコンシューマに匹敵する
表現力を持っていた事は驚きの一語に尽きる

何より未だ現役で稼働し多くのユーザーが、
新たなソフトを待ちわびている現状に驚いた

今回発売される日本ファルコムのソフトも
やはりパソコンゲーム黎明期の名作中の名作

今の多くのゲームの礎となった言わば始祖、
ここから日本のJRPGが生まれたと言ってよい

『ドラゴンスレイヤー』は今も続く『英雄伝説』の元祖であり是非多くの人に触れてほしい一本。

こういう風にレトロゲームやレトロパソコンが今も現役で動いている事に感動を覚える。

我々世代にとっては迚も懐かしい思い出であり若い世代にとっては新しさを感じさせてくれる。

私はそんなレトロゲームフリークである。