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『常態行動心理学的説明と自然治癒力の相関関係について』

良く同胞から『先生の説明は解りやすい』とお褒めのお言葉を頂戴する。 それ自体は大変光栄な事なれど心理職、広義の今で言えば医療従事者は『説明上手』であって『当たり前』である。 その意味においても日本の医療、取り分け西洋医学に関しては諸外国と比べ『医療遅滞国』と言われても致し方ない。 医者の仕事は『病を治す事』だけではない。 尤も大切な事は『再発を防ぐ』事である。 更には『同胞の自然治癒力を高める』事も医者の大事な仕事の一つである。 その為に必要な事は同胞に対する『説明力』である。 では『説明』とは何か? 額面通りに捉えれば『明るく説く事』である。 では『明るく説く』とは何か? それは『相手の解る言葉で説く』事である。 医者が本人しか解らない医学用語や医学的知識だけで説明をして同胞が理解を示せる筈がない。 説明とは飽くまで同胞の生活の中にある言葉を使ってしてこそ、本当の意味での説明と言える。 つまり同胞と医療従事者の『心の方向性』を合わせる努力をすべきである。 それを面倒くさがり割愛する医療従事者が存在する事をとても残念に思う。 言葉には方向性がある。 それは心に方向性があるからである。 言葉を発する心に方向性があるならばその心が発した言葉に方向性があって然るべきである。 それを見極めもせず自分の言葉を理解できないのは同胞が悪いような言い方をするのは愚の骨頂である。 では何故『医療従事者は説明上手でなくてはならないのか?』 その理由はご存知ですか? それは『自然治癒力』に直結するからである。 『説明が上手い』と相手は納得します。 『相手が納得』したら同胞の中の病に対する不安は消えます。 『病に対する不安』が消えればstressが減ります。 『stressが減れば』体内血中生成毒素量が減少します。 『体内血中生成毒素が減れば』結果的に『自然治癒力』が上がります。 本当に病を治したいと真剣に願うのであるならば『十分な説明力』こそが大事なのです。 医療従事者に求められるのは知識や技術だけではありません。 もしも相手が機械ならそれでもよいでしょう。 されど医療従事者が相手にしているのは『人間』です。 『心を持った生き物』です。 その事をどうか忘れないで下さい。

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