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『常態行動位相心理学における逆転現象の原因と対策』

位相心理学とはトポロジー psychologyと英訳され対人のsocial positionによる関係性から分析する心理学の事です。 片方のsocial positionが解ればもう片方のsocial positionにいる人間の心理を読み取る事が出来る。 実はこれ、『パワハラ』対策に応用が可能なのです。 所謂上司による部下苛めや男性社員による女性社員苛め対策にも応用が利きます。 そもそも何故そのような事が起こるのでしょうか? それは日本がsocial positionをとても重要視する傾向が強いnationalismを持っている事に起因します。 例えば定職に就かずバイト生活を送る人を日本ではフリーターと呼びます。 職に就いていないのだから『無職』だというとフリーターは烈火の如く怒り出します。 これが日本人的特色です。 何かの肩書きにとても依る性質を持っています。 そしてこの肩書きが重くなれば重くなるほどその肩書きに逃避する傾向が強くその存在を危ぶむ者を徹底的に攻撃しその存在を排除しようとします。 これが上司による部下苛め、男性社員による女性社員苛めのmechanismです。 彼らにとって下位に存在している者が自分よりも優れてる事はある種の生命危機感を感じさせます。 それは自らの肩書きを脅かす存在だと思うからです。 勿論野心を抱き相手を出し抜いて上に上がろうとする野心家も居ます。 されど殆どは日々の生活に追われ日々の仕事をこなすのが精一杯の方々ばかりです。 実は面白い事にこの現象は近年増加傾向にあります。 その一つが派遣法の改正による影響。 派遣法の改正により雇い主は派遣社員を雇いやすくなりました。 そうなれば無能な社員よりも有能な派遣社員を入れた方が業績は上がります。 派遣社員の方も派遣元の看板を言わば派遣中は背負っている立場であり、且つ派遣中は派遣先の看板も背負わねばなりません。 二つの看板を背負う重責の辛さは其を背負った者でしか解りません。 故に必死に働きます。 会社の為に、何より自分自身の為に。 されどその勤勉ぶりは正社員の目にはある種の驚異を与えます。 もしもこのままこの派遣社員が居続ければ自分はお払い箱になるかもしれない。 実際はそういうケースは皆無に等しいのですがこれが人間の心の弱さです。 故に長く派遣社員に居て貰われては困るので嫌がらせをして追い出そうとします。 そうなれば仕事効率も落ちますし覇気も落ちます。 結果的に会社の業績も落ちてその矛先は正社員に向きます。 その事が近視眼的になっている社員には解りません。 そういう時は先の『常態行動位相心理学』を使います。 派遣社員の勤務態度を変えれば正社員の態度も変わり嫌がらせもなくなります。 この方法で私は多くのsocial ハラスメントを回避させて来ました。 これからも私はこの『常態行動位相心理学』で様々なハラスメント撲滅に寄与していきたいと考えています。

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