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『空間密集率に於ける空間認識論的体感温度』

scout jamboreeが会期を無事終了した。 様々な国や地域の人々と交流を持つ機会を得る事の出来たとても有意義な期間であった。 様々な風習の違いが様々な思考の違いを生み様々な行動の違いを生み様々な影響を与える。 それが刺激となり成長の糧となる。 田舎の人にはとても善い刺激となった筈。 さて、今年は例年に無く酷暑が続いている。 我が町も連日猛暑日の記録を更新している。 古くからこの町に住む方々もこんな暑い夏を経験した事がないと口々に言われる。 確かに気温計を見てもそれは明らかである。 されど今夏の暑さの原因はそれだけに非ず。 実は意外な場所にある。 それはscout jamboreeである。 ???と頭の中に大きな疑問符を幾つも浮かべておられる方も多いと思われます。 順を追って説明を差し上げましょう。 体感温度は空間密集率に比例する。 これは理解に叶うと思います。 人が増えれば密集率が上がり温度も上がる。 これは物理的解釈での話です。 されど物理的解釈だけで語れない物がある。 それが心理学的解釈による空間認識論です。 例えば普段見慣れた人と見慣れぬ人が居る。 その二人がそれぞれ隣に位置するとする。 その二人の内体感温度が上がるのはどちら? これは明らかに後者の方である。 理由は常態化に有り。 見慣れている人は空間的異質性がない。 見慣れている人は空間的同質性が高い。 空間的同質性が高い人は緊張度が低い。 緊張度が低いので体感温度は上がらない。 見慣れない人は空間的異質性がある。 見慣れない人は空間的同質性は低い。 空間的同質性が低い人は緊張度が高い。 緊張度が高いので体感温度は上がります。 人間は緊張すると無意識的に筋肉を硬直させます。 筋肉を硬直させると筋組織の密集率が高まり熱を帯びます。 これが体感温度を上げる元となります。 今回のケースの場合scoutjamboreeの開催により普段見慣れぬ外国人を多く目にする。 普段見慣れぬ外国人を多く目にすると視界情報から異質性情報を入手し脳へ送る。 すると警戒心が高まりその結果、筋組織が密集し筋肉が熱を帯びそれが体全体に広がる。 すると普段より明らかに体感温度は上がる。 それが今年が例年よりも暑さを感じる理由。 実はこれ大災害発生時も同じ原理となる。 テレビに写し出される惨劇に緊張する。 すると筋組織が密集し熱を帯びる。 体感温度が例年よりも上がります。 今年は台風の当たり年と言われています。 例年よりも多く台風が発生しています。 連日テレビで台風被害が報じられる。 筋組織が密集し熱を帯び体感温度が上がる。 今年の暑さの原因は実は別な所にある。 逆を言えばそれを理解できれば緊張せず。 筋組織も密集せず体が熱を帯びなくなる。 体感温度は上がらず下がります。 体感温度を下げるにはそれを認識する事。 それが大事であると心理学的には言えます。

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