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『利便性が生む常態行動心理学的社会病理現象』

昨日、文具コーナーにて最近の児童の文具の多様さ驚かされました。 我々が子供の頃はノートは方眼紙一種類しかなく其を五教科に自分自身で割り振り管理していました。 今は教科毎は勿論その種類や用途も多種多様でキャラクターgoodsも教科毎に分かれていて親御さんはさぞや大変かと思われます。 されど私はこの文具の多様性を余り好意的には見ていません、寧ろある種の驚異すら覚えます。 幼児期は昔と違い今の子供は子役等芸能活動をしない限り親に扶養される立場であり経済的利益を家族に与えられない立場にあります。 つまり与えられる一方です。 そしてそれが常態化すると求めれば何でも与えられる、与えられねば暴れればよいという思考になる者も出てきます。 親御さんも店先で大暴れされては困るので嫌々買い与えます。 其を繰り返すと我慢ができない人間が育ちます。 又、多種多様な文具の台頭は文具、つまり物に対する愛着心を奪い飽きたら捨てて新たな文具を求めるようになります。 すると持続力や継続力にかける子供に育ちます。 そういう子供がそのまま大人になると仕事をしても直ぐに飽きてしまい次々と転職を繰り返しその都度就職率が落ちていき其を自分の忍耐力不足や能力不足ではなく社会の責任として責任転嫁をしそれが社会病質や精神病質を生む要因となります。 実際既にその片鱗を最近の子供の行動様式から見てとれます。 買って貰えぬと暴れる周りの物を壊す、人に危害を加える子供を最近よく見かけます。 売り手は手を変え品を変えて売り上げを伸ばそうとします。 資本主義社会においてはそれは当然でありその事自体に罪はありません。 されど其を無分別に買い与える親御さんの罪は決して軽くはありません。 貴方のその軽率な行動が犯罪予備軍を量産する愚行である事を熟慮願いたい。 『苦労は買ってでもしろ』とは先人の教えです。 誰も苦労はしたくありません。 されど苦労をせねば得られぬ物の方が世の中遥かに多いのです。 ならば子供が将来苦労をせぬように幼少期から我慢する心を植え付ける必要があると私は考えます。 将来的に社会病質や精神病質に罹患させぬ為にも親御さんの賢明な判断を望む物である。

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