『最速で稼ぐ方法が最速でお金を失う根拠』



様々な掲示板やSNS等を見ていると
『最速』という言葉を最近特に目にする。

『最速』は通信速度等物理的速度だけかと
思ってましたが最近は人の行動、取り分け
利益供与に対して使う機会が多くなってきている。

然れどこの『最速』という言葉には
実は様々な問題や矛盾点が有る。

先ず『最速』の基準値設定が
曖昧模糊としている点。

謳い文句のような感じなので
明確な基準値設定が無い場合が殆ど、
大抵は見る人の目を引く為に
使われている事が多く、
最速という文字自体に
余り意味はないように見える。

仮に何らかの明確な基準値があっても、
その基準値は場所により時系列的に、
或いは制度的、時代的制約を受ける。

又、実行する人にとって
『最速』であるかどうか?が問われます。

万人にとって『最速』で
ある事は不可能。
それは『最速』を感じる
感じ方が人により違うから。

例えば一般道路を走る人と
レース場を走る人とでは
明らかに『最速』の体感速度は
異なります。

同じ事は『利益獲得速度』にも言える。

ある人にとっては『早い』と感じる
『獲得速度』が、別に人にとっては
『遅い』と感じる事もあります。

更に『利益獲得額』にも影響が出ます。

『大金』の定義額は人により様々。

つまり『大金』の定義額の設定の違いで
『最速』であるかどうかが分かれる。

これまでの話は『最速』と言う言葉の持つ
不確実性と矛盾性について述べました。

更には『最速』と言う言葉の持つ
脳神経学的な問題も出てきます。

例えば『最速』と言う言葉に
脳刺激を受けて言葉だけが
頭に残ると他の感覚が鈍ります。

つまり善悪の判断が薄れてきます。

『最速』であれば『善悪』は不問という
飛躍的解釈も場合によって可能となる。

実際はこの『言葉のロジック』により、
詐欺行為を正当化する詐欺集団も多い。

『最速』で利益供与を得る事により
『善悪』の判断を麻痺させて
犯罪の片棒を担がせる。

そういう詐欺行為も横行している。

更に言えば『儲けに速度を求める』事で、
速度に重きを置くようになっていきます。

すると人間の脳は『儲け』より
『速度』に神経が集中する。

本来『多く稼ぐ事』が目的であった筈が
『早く稼ぐ事』が目的に変わる。

すると『稼ぐ事』に対する欲求の
減退速度が加速度的に上がる。

実は詐欺集団の目的はこれ。

欲求の減退速度が加速度的に上がれば
興味関心が薄れる速度も加速度的に
上がります。

すると其処から離れていくので
その中身の脆弱性や犯罪性に
気付く前に顧客は離れます。

そして儲けたお金も『最速』で消滅します。
結果、相手に儲けだけが残ります。

こういう詐欺が今、とても横行しています。
私はこれら詐欺行為に対してその手口を
公開する事で被害者救済に尽力しています。

大切なのは『最速で稼ぐ事』では無い。
大切なのは『着実に永続的に稼ぐ事』です。

私はその人の持つパーソナリティーを
最大的活用に導き『着実に永続的に稼ぐ方法』を
伝授しています。

勿論脳科学的な脳神経の
刺激の減退現象は起きません。

だから何時までも続けられます。
私はこれからも『早く稼ぐ事』ではなく、
『着実に稼ぐ事』に重きを置いた
ご指導をしていきます。

サポート頂いた方の思いを私なりに形にし世界へ発信していきたいと考えています。人は思いによって生かされている事を世界へ発進する為の資金に使わせて頂きます。