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『常態行動心理学的資格依存症について』

『資格依存症』とは我が造語ですが最近俄にこの依存症罹患者が増加傾向にあるように見えます。 どんな時にも資格は強いとは某社のキャッチコピーですがそれは随分昔の話。 今や1000の資格を有していても高学歴でも雇って貰える会社は二流以下の企業だけです。 例えば其が一部上場企業だとしてもやはり同じ事、二流以下の企業です。 今は一部上場企業だとしても何れ降格され一部上場企業から脱落する運命にある会社と言わざるを得ません。 何故なら運営側自体が『資格依存症罹患者』だからです。 資格が活かされるのは資格を持つ人の技能であり資格自体ではありません。 資格自体は資格合格枠技能取得が証明されれば与えられます。 されど実際にその資格が活かされるのはその後です。 その後に精進を怠り資格に依存していけば資格は死に資格となり無資格以下に成り下がります。 その自分を解るが故に不安となり別の資格を取る、其が繰り返され常何かのしかく勉強をしていないと不安になります。 同時に資格が増えると目に見えて履歴書の欄に書き込みが出来ます。 これが更に『資格依存症』を助長させる原因を作ります。 人は有限的存在故に現象を恐れ増加を好む傾向がとても強い。 故に視覚的に捉えられる物に依存する傾向が強い。 先の『買い物依存症』も視覚的に増加を捉えられるので依存度が高い。 『資格依存症』も同じ。 視覚的に資格数を捉えられるので依存度が高く常習化しやすくなる。 私が面接官を仰せつかった大手企業面接では敢えて多有資格者を外しその企業に本当に役立つ資格やskillを持つ人材を採用とした。 前年比5割増の増収が出たそうです。 本当に強いのは資格ではない。 本当に強いのは資格を操る本人です。 それをお忘れなく♪ 

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