見出し画像

『職業意識の国内外及び年代差による変遷』

戦後からバブル崩壊迄日本は年功序列制且つ終身雇用体制であった。 これは戦前から続く滅私奉公意識が其の元である。 つまり自社で培った技術や経験を他社に引き抜かれ盗まれない為に或いは就業意識を高め生産性を高める為にそれらが行われていた。 されどバブル崩壊後は不要な人材を抱える経済力が会社自体に無くなり即戦力を求めるようになった。 その頃から資格取得者優遇措置が始まり資格はどんな時でも強いという妄想が始まった。 更に時流れて現代となると所謂派遣切り等の派遣法改正により多くの資格を取得しているだけでは就職が難しい情勢になってきた。 最近の傾向は職歴と資格が多く合致している者を就職させる傾向にある。 且つ以前は転職数が多い人は長続きしないと敬遠されていたが今は寧ろ重宝がられている。 理由は一つ。 他社の情報を多く持っているからである。 勿論其の情報を盗まれる側もきちんとそれを理解し所謂派遣社員には会社の内部事情を知られる仕事はさせない。 さらど社内にいるだけで得られる情報は色々と転がっている。 元々海外の場合は職歴が多い方を多く採用していた。 されどこれも北欧と南欧では職業意識が違う。 場所移動が地理的に困難な北欧は職歴の多さよりも昔の日本のように職歴の長さに重きを置いている。 翻り南欧では職歴の長さよりも職歴の多さに重きを置いている。 このように地理的要因という物が職業意識に大きく関与している。 最近日本の技術者の海外流出が深刻な社会問題にまで発展してきているがその裏にはこういう事情が深く絡んできている。 私はこれから就職をしようとする方々に自己PRさせる際に自分には何が出来て何が出来ないかを先ず明確にし会社に与える増益と損益を明らかにし更に損益よりも増益の方がより多い事を説かせ更に就業中に損益を増益に如何に転換できるかを示させ就職戦線を勝利で修めさせている。 就職は今や戦争である。 勝つか負けるかしかない。 されど私は勝ち方に拘りを持ちたい。 其の拘りこそが後の会社の増益に繋がると信じているからである。 これからも私は私なりのやり方で多くの未就職者を就職に起業に導いていきたいと考えている。

サポート頂いた方の思いを私なりに形にし世界へ発信していきたいと考えています。人は思いによって生かされている事を世界へ発進する為の資金に使わせて頂きます。