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『売買認識の世界的格差』

先日面白いニュースを耳にした。 南フランスのニースでは珈琲の注文の仕方によって800円以上もの差額が出る店が出来たらしい。 勿論丁寧に注文する程安くなるシステムである。 私は是非このシステムを日本にも導入して欲しいと切に願う。 まだまだ日本では『お客様は神様です』的な風潮が購入者及び販売者双方に根強く残っているような気がしてなら無い。 私自身店員さんに罵声を浴びせる傍若無人な輩を多く目にしている。 フランスは共和制。 国の中で尤も国民の地位が高い国である。 翻り日本は民主主義国。 法の元の平等を唱えつつもやはり一部の資本家による特権政治は未だ健在である。 この制度的違いが文化の違いを産みそれが発想の違いを生んでいると思う。 最初この店の店長さんは半ば冗談で始めたらしいが意外と客の受けがよく特に混雑時は店内が緊張ムードになるのでそれを回避する意味においてもとても有効的な手段だと私も思う。 特に消費税増税後はこのシステムが日本でも生きてくると思う。 既に日本においてもスマイルは0円の時代は終わりに来ている。 これからはスマイルも有料化される時代の到来である。 それが嫌なら相手の立場を考慮し客である立場を誇示せぬ事である。 提供と購入は本来対等関係にある。 購入者はお金を払う事が義務であり提供者はそのお金を受け取り購入者が求める物を提供するのが義務である。 双方の間に上下関係はない。 その事を今一度購入する側はよく考えるべきだと考える。 私は相手が誰であれ初対面では礼を尽くし年上の方ならば敬語を使う。 そういう風に教育を受けてきたしそれが当たり前だと思っている。 そういう風潮がもっと日本全土に広まってくれる事を切に願う。

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