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『人脈の作り方』

『どうやったらそれだけ広い人脈を持てるんですか?』
と良く質問を受けます。

答えは一つ、『互いが求めた結果だから』。

自分の人脈をひけらかす人が居る。

然れどそう言う人の場合、
相手はその人の事を
記憶していないケースが殆ど。

では何故人は己の人脈をひけらかすのか?
其れは人脈が武器となり防具となるから。

人脈とは即ちその人に通じる脈の事。
脈とはこの場合認知されている事になる。

人にとって最も根元的な欲求。 其れは認知欲求。
人は人に人と認められて初めて人となる。

誰もが人だと認めぬ者は人にはなれない。
人型をした肉塊という認識しか得られない。

故に人は人だと認められる事で人となる。
つまりその認知量が人の価値と言える。

有名人が有名人である理由。
其れは人から認知される数が
一般人よりも多いという事だけ。

それ以外の意味も価値もない。

良きにつけ悪しきにつけ認知される事こそが
有名人にとって必要な事なのである。

地脈や鉱脈が双方向性を持っているように、
人脈も又、双方向性を持たねばならない。

一方は認知していても
一方は認知していないとするのは
残念ながら人脈とは言えない。

ではどうやって人脈を構築すれば良いのか?

答えは一つ、
己の持つ多面性を認知する事。

己の持つ多面性を認知し其れを人に見せる。
すると人は己に必要な面を持つ人を欲する。

それが繋がれば人脈となる。

大切なのは己を知り相手を知る事である。
己の多面性、相手の求める己の面を知る事。

実はこれ就職に使える技なのである。

履歴書の欄に余り書く事が無い人が居る。
そう言う人が面接に通る為にはどうするか?

先ず事前に会社の情報を入手しておく。
これは出入りする人間を具に調べれば解る。

次に会社が今求める情報が何かを調べる。
これも会社の近所を探れば直ぐに出てくる。

その情報を入手し、面接時にチラつかせる。
飽くまでチラつかせるだけで本質は隠す。

すると面接官は己の立身出世欲に駆られる。
見事採用となる訳である。

言葉にすると簡単に見えるが実行は困難。
だが見えぬ相手と戦うよりも遥かに楽。

勿論これは一例過ぎない。

他にも就職に使える裏技は無限にある。
私自身企業面接官となった経験から
どういう人材をどういう職種が求めているかは
大体の想像がつく。

だが表もあれば当然裏もある。

一見すると欲している人材には
見えない人が隠れた才能を発揮する場合もある。

面接官はその隠れた才能を引き出すのも仕事の一つ。
これは中々困難な技だが。 こうやって私は企業と
人を結ぶお仕事もさせて貰っている。

履歴書に書ける事は数値化できる。
されど本当に大切な事は数値化できない。

採用不採用の境目は
数値化できない部分である事を
知る者は少ない。

我々はこれからも心という数値化できない部分を
研究し更に多くの人脈作りに寄与したいと思っている。 

サポート頂いた方の思いを私なりに形にし世界へ発信していきたいと考えています。人は思いによって生かされている事を世界へ発進する為の資金に使わせて頂きます。