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『予防医学に対する東西のapproachに対する常態行動心理学的差異』

東洋医学には『未病』という考えがある。 それは病気になる前に患者自身が病気に掛からない為に出来る事を医師からの指導を受けて実行する事である。 未病用の漢方薬も有り、病気にならない為の措置が成されている。 翻り西洋医学の主は『再発防止』に主眼が置かれている。 つまり一度病を罹患しそれに対して対処療法にて次の病を防ぐやり方である。 一見すると同じように見えるがその実、違いはとても大きい。 前者は最初から『病になる前の対処』であるのに対して後者は『起こってしまった病に対しての再発予防』である。 些細な違いだがその違いがとても大きい。 では両者の違いは何処にあるのか? それは国家主義と人口比率の違いにある。 西洋医学提唱国の殆どが資本主義国であり人口比率が低い。 東洋医学提唱国の殆どが社会主義国であり、西洋医学提唱国よりも人口比率が高い。 実はこの違いはとても大きい。 人口比率が低い国は人口に対する医療従事者の人口密度は低い。 翻り人口比率が高い国は人口に対する人口密度が高い。 これは医療の浸透度及び充実度に直結する。 人口密度が低ければ充分な医療サービスが受けられる。 人口密度が高ければ充分な医療サービスは受けられない。 充分な医療サービスが受けられないのならば『病気にならない体造り』をしなければ医療従事者に対する負担が増える。 翻り充分な医療サービスが受けられる国は『病気にならない体造り』をしてしまえば医療従事者が儲からない。 この場合の医療従事者とは病院勤務者だけではなく、薬品会社や医療用具会社関係者も含まれている。 これが西洋医学と東洋医学の予防医学に対するapproachの違いである。 だが私はこの考え方に異議を唱えたい。 私は東洋医学提唱者の一人である。 勿論西洋医学排斥主義者ではない。 西洋医学も勿論その必要性は感じている。 だがもっと東洋医学の未病の考え方をもっと資本主義国も今後取り入れていく必要性を私は一医療従事者として感じている。 未病の考え方が西洋医学提唱者にも広がればその分医療従事者の負担減に繋がる。 入院加療者が減れば看護師や医師の負担は大幅に減るからである。 そうなれば医療全体の質の向上にも繋がる。 更に言えば一部の悪徳医療従事者駆逐も叶う。 私が求めたいのは寧ろ此方の方である。 一部の心ない医療従事者という仮面を被った守銭奴により罪もない病人が食い物にされ或いは命の危険に曝されている現実をもっと報道機関は報道すべきだし駆逐するべきである。 我が元にはそのような一部の心ない悪徳医療従事者によってお心を患わされた方々が多く来訪される。 その度に私は言い様のない悲しみと義憤に駆られる。 これからも私は東洋医学提唱者の一人としてそういう悪徳医療従事者の駆逐に全力を注いでいく所存である。

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